2012.06.23 ワークショップのレポートです
内容は、ご入稿頂いたデータで作成された樹脂版で、10種類以上のインキからお好きなカラーをご選択頂き、20種類以上の紙より30枚選んで、レタープレス・活版印刷を体験して頂くワークショップです
サイズは名刺サイズ(91x55mm)です
初心者向けのワークショップです
『凹みを出したい』『かすれが欲しい』などご要望を伺い、
ベイレタープレスの福田がサポートさせて頂きながら、
版の準備、設置、インキの準備、印刷までを一通り体験して頂き、
印刷だけでなく、テキン・テフートの使い方も一通り学んで頂いてます。
1度体験頂ければ、ベイレタープレスのテキンレンタルが出来るまでの知識が得られます。
7/21(土)のワークショップでは、半数の方がテキンレンタルでした。
真ん中と右側が、人気のアンティーク加工用紙です
不透明色のインキで刷るのがオススメです。
グレーのインキをチョイスしたYさんとレッドをチョイスしたIさん、おふたりはグラフィックデザイナーさんです。
『レタープレスのデザイン/碓井美樹 編著』や『世界の活版印刷 グラフィック・コレクション』を読んで勉強してお越し頂きました。
Yさんは様々なカラーでご検討されてきて、最終的に弊社オリジナルのライトグレーにシアンを混ぜたインキで挑戦されました。
Yさんの作品です。
線画を中心にレイアウトして頂き、左上のダイヤモンドの下部でベタ面にもチャレンジされました。
凹みもキレイに出ています。
Iさんはレッドのインキ。
クッション紙に印刷したものですが、クッション紙は“かすれ”を楽しみたい方にオススメです。
かわいらしいナマケモノですが、爪の細かい部分もちゃんと出ています。
続いて2部はKさんとKさん。
名刺で挑戦頂いたKさんはブラウンのインキ、写真をもとにした版で挑戦のKさんはシルバーで挑戦です。
名刺での印刷のKさん。
中心にお名前がきています。
ブラウンのインキは、ベイレタープレスだけで生産しているアンティーク加工紙にぴったりです。
細かいユニオンジャック、潰れないか心配でしたが、キレイに印刷して頂けました。
写真をベースにした版で挑戦のKさんの作品です。
最初頂いた画像からどの様に製版されて印刷するとどうなるか、とても気になりましたが、面白く仕上がりました。
お二人のコラボレーション作品です。
写真のベースの版の作品の上に名刺の版の作品。
背景の版のインキが明るく、名刺の方のインキは不透明で暗いので、とても興味深い作品に仕上がりました。
お二人でご参加頂くと、こんな体験もできますよ。
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