KDPでラノベ書こうぜ!!m9っ゚∀゚) 夜だけ小説家に変身する男が語る……俺たち小説家の新たなる生きる道【BASYOU伝】

KDPでラノベ書こうぜ!!m9っ゚∀゚) 夜だけ小説家に変身する男が語る……俺たち小説家の新たなる生きる道【BASYOU伝】

もう出版社はいらない! Kindleダイレクトパブリッシング(KDP)を用いて電子出版を刊行するのだ。昼はエンジニア/夜は伝奇小説家のWライフを送る男【BASYOU】が、ベストセラー作家に必要な道程を完全公開

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御機嫌よう、BASYOUだ。
えらく久々の投稿になってしまって申し訳ない。
何とか生きているぞ(^_^;)

さて、ここ数ヶ月の間、私は専ら白キャス原稿の推敲や販売ページの素材造り、Twitterボットのテスト運用等を行ってきた。

KDP作家は出版社のしがらみに縛られないと言う自由度の高さが最大のメリットと言えるが、それは裏を返せば一冊の本を商品として仕上げる為の全工程を一人でやらなければならないと言うデメリットにもなるのである。

商業作家の場合は基本的に原稿を書いて出版社に送るだけだ。
その後に控えている、デザイン、製本、販促、流通等の工程は全部編集者任せと言う事になる。

私も最近悟った事だが、小説家は芸術家ではなく、むしろ職人に近い。
新人賞や何ちゃら賞等と言う物が沢山あるので紛らわしいが、そもそも出版社が新たにラノベを発売しようとする時、社内では如何のような会話が交わされているのである。

※BASYOUのイメージです。

編集A「じゃあ今期から刊行するシリーズなんですが、取り敢えず異世界系一本とラブコメを数本と言う事で宜しいでしょうか」

編集B「そうですね。○○先生の○○も終わってしまったので異世界系は新人賞で良いのがあれば穴埋めに使えると思います。後は売上が下がってきてる△△と××は打ち切りが決まったのでそっちもですね。ラブコメは丁度大御所の先生から頂いた原稿がありますので、実質1,2本取れれば御の字じゃないですか」

編集A「解りました。では空いてそうな先生に何人か声掛けてみますよ」


如何だろうか……完全に私の想像だが強ち的外れでもあるまい(^_^;)
つまり小説家というのは基本的に出版社の企画を元に出版社から依頼を受けてテキストデータを納品する職人さんの事を指すのだ。

出版社が催す数々の賞は殆どが青田買いの為のシステムでしかない。

では、そこでKDP作家として活動した場合はどうなるのか。
本を作るって売ると言う全ての工程に自分が関わることになる。
今は個人の時代、分業の時代である。
ネットで探せばそれこそ星の数程のフリーランスの方々がいる。

初めは自分だけで細々とやるしかないこれらの作業も、経験さえ積んでしまえば他人にやって貰うことも出来る。

即ち、図らずもデザイナーの世界で言うクリエイティブディレクションのノウハウが身に付いてしまうのだ!

その境地までたどり着ければ、もう貴方は勝者だ。
電子書籍の重要性がますます高まっていく今後、電子書籍の監修がトータルに行える人材の価値がどれほど高いか解るだろうか?

その日が来た時、確固たる地位を築いておく為に、我々はトレーニングを重ねておかねばならない