仕事が取れる営業マンと仕事が取れない営業マン | アフィリエイトの副収入が会社員を救う!

仕事が取れる営業マンと仕事が取れない営業マン

ご訪問感謝いたします。坂井です。

これは以前在籍していた会社で実際にあったお話です。

その会社では、同時期に2名の営業社員(AさんとBさん)を中途で採用しました。

AさんとBさんの性格は真反対で、Aさんは人あたりもよく社交的なタイプ。一方のBさんは、あまり人との会話も得意でなくどちらかといえば暗い地味なタイプ。

その2名に当時の営業所の所長が、その会社の営業手法を教えることになりました。

営業手法と言っても特に目新しい事はなく、いたって普通の電話営業です。

お得意様のいない最初のうちは徹底的に電話でアポイントを取り、反応のあったお客様と直接お会いして接点を広げていく、という昔ながらの原始的な手法です。

その手法を教えてもらった2人の新人営業マンは、翌日からずっと営業電話を掛け続ける日々となりました。

ですが、その原始的な手法に疑問を感じたAさんは、「もっと手っ取り早く案件を取る方法があるんじゃないか?」と思うようになり、以前所属していた会社や友人のツテを通じて直接交渉していく事にしたようです。

するとすぐにその効果は現れ、Aさんは新人では異例の速さで数件の成約を取ることが出来ました。

その後もAさんは、広い人脈を利用し友人などの紹介で次々に成果を上げていきました。

一方のBさんは、所長から教えられた方法を忠実に実践し、営業リストの「あ行」から順番に電話をかけ続けました。

なかなか成果が上がらなかったBさんですが、毎日電話を掛け続けているとポツポツとアポイントが取れるようになり、入社してから3ヶ月目でようやく案件を取ることが出来ました。

そして5年後、その2人のうちの1人が功績を認められ営業所長に就任する事になりました。


果たして営業所長に昇進したのはAさんとBさんどちらでしょうか?w


まぁ答えは見え見えですがw、営業所長になったのはBさんだったのです。

入社直後は順調に営業成績を伸ばしていたAさんなんですが、半年もすると成績は横ばいになり、1年後には徐々に成績が落ちていきました。

その後も成績が上がることは無く、結局Aさんは2年も持たずに会社を退職してしまいました。

一方のBさんは、入社直後こそ仕事は取れませんでしたが、成績は右肩上がりに伸びていき、3年もするとお得意様の方から「こんな案件あるけどお宅の会社でどう?」というように逆アポイントが入るほどになっていきました。

なぜこれほどの差がついたのか?!

いろんな要素はあると思いますが、決定的なのは自分で仕事を取る方法を見つけたBさんと、仕事を紹介してもらっただけのAさんとの差でしょう。

Bさんはとにかく電話を掛け続ける事で、「どんな時間帯に電話をかければいいか?」「どんな業種が最も反応が良いか?」「どのように話を進めればアポが取れるのか?」などなど、自分専用のマニュアルが自然と構築されていきました

それに対しAさんは、仕事を取るためのノウハウが一切出来上がっていませんので、友人からの紹介が無くなってしまえば同時に成績も落ちるだけだったのです。

長々と書いてしまいましたが、結局何が言いたいか?!と言えば、まぁ何事も成果を上げるってそういうことだよ!って事ですw