意外と知られていない音部記号の秘密。
というほど、大それたことでもないんですが、
へ音記号の「へ」って何だと思いますか？
そう、日本語表記の音名、
つまり「ファ（Ｆ）」の事です。
では、なぜヘ音記号というのか？
というと、、、
よく見てみてください。
ファの音のところにグルグルっと
黒点を作ってから丸で囲っていますね。
「：」でも挟んで強調までしてあります。
つまり、ヘ音記号とは
「ファの音はここですよ！」
と示している記号なんです。
では、ト音記号ではどうでしょう。
ト、つまり「ソ（Ｇ）」の音を囲うところから
スタートしています。
そのまま勢い余ってグニングニンと
してしまったんですね、、、
というのは冗談ですが、
ト音記号の形はアルファベットの「G」を
変形させたもの、と言われているそうです。
同じように、ヘ音記号は「Ｆ」の変形です。
ちなみに、あまりお目にかかりませんが、
ハ音記号というものもあります。
真ん中の部分が「ド（C）」を示します。
ヴィオラやトロンボーンなどの
譜面に使われる事があります。
この画像では第３線が「ド」ですが、
ハ音記号はここが定位置というわけではなく、
他の線上に来る場合もあるという
変わった性格の記号なんです。
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