PJB (フィル・ジョーンズ・ベース) から登場したポータブルタイプの、
ベース・ヘッドフォンアンプ/ポータブルアンプ/USBオーディオ・インターフェイス。
「BIGHEAD」
同じくPJBから登場した世界初のベースプレーヤー用ヘッドフォン
「H850」
この組み合わせ、
早速いろいろな場面で使っていますが、
その使い心地や機能などについてレポートします。


まずは具体的にこの「BIGHEAD」で何ができるかというと、
エレクトリックベースをつないでハイクオリティなベースサウンドを出力できる。
スマートフォンやMP3プレーヤーをつないでよりハイクオリティな音質で音楽を楽しめる。
オーディオインターフェイスとしてハイクオリティな音質でベースをPCに録音再生できる。
しかも、この高性能「BIGHEAD」
サイズはスマートフォンと同程度、
充電式なのでどこでも手軽に持ち出せて約8時間使用できます。


サイズはiPhone5と同じくらい。



実際の自分の使用環境の中でチェックするため、
まずは毎月いろいろな演奏をするために送られてくる音資料のチェックに使ってみました。
今までは何十曲とある音資料の音源をまずはPCでスピーカーから鳴らして、
チェックしていましたが、その際、古い音源や、アレンジやミックスによっては、
スピーカーからではベースラインが聞き取りづらい場合がありました。
そういう時はヘッドフォンであらためて聞き直したり、
作業としてはやや効率が悪い場合がありましたが、
「BIGHEAD」をスマホにつなぎ資料音源を良い音で鳴らしながら、
ベースも同時に弾けるということで音源の中のベース音の聞き取りやすさも相まって、
作業効率が驚くほど上がりました。
ベースはパッシブタイプとアクティブタイプの両方で試してみましたが、
「BIGHEAD」本体の2バンドイコライザー(トレブル、ベース、)とゲインコントロールのおかげで、
楽器の音量、そして資料音源とのバランスも思いのままでした。


とてもコンパクト!



「BIGHEAD」の内蔵パワーアンプがかなり優秀だとわかった理由は、
音楽鑑賞用として使う場合を想定してPCやMP3プレーヤーから直接音源を聞くのと、
「BIGHEAD」を通して聞いた音源を比べてみた時でした。
「BIGHEAD」を通した場合の方が音の迫力や密度がかなり増して、
同じ音量でも音の距離感がかなり近くなる感じでした。
この効果により必要以上に音量を上げなくても臨場感のある心地よいサウンドになりました。
さすがオーディオブランドとしても誇れるフィルジョーンズクオリティといった感じです。

さらにベストな組み合わせという点では、
低音の聞き取りやすさを重視して設計された、
ベース用ヘッドフォン「H850」の力も大きいと思います。
このヘッドフォン「H850」
僕が特に気に入っている点は、
ベースラインが聞き取りやすいという最大の特徴は当然のこと、
本体の軽さと圧迫感の少なさで長時間の使用でも耳が痛くなりにくく疲れにくい点、
そしてこのクオリティにしてとてもリーズナブルな価格設定。

ベースラインが聞き取りやすいと言っても、
不自然な低域のブースト感がある訳ではなく、
ワイドレンジなあくまで自然な低音感で、
ベーシストに限らず、
全てのリスナーにお勧めできる、
音楽鑑賞用スペシャルヘッドフォンだということが言えると思います。


軽くてソフト、耳に優しいです。




ベースをつないでヘッドフォンをつないでスイッチオン!




充電式なので素晴らしい音をどこにでも持って行けます!




ヘッドフォンアンプ「BIGHEAD」と、
ベース用ヘッドフォン「H850」
どちらも音楽鑑賞、練習、DTM、など、
様々な場面で最高のサウンドを約束してくれるでしょう!