コントロールが良くなりたい投手に贈る練習
『ミドルレンジピッチング』
「ピッチャーの練習を教えてください」
たくさん頂く質問です。
まずは、ピッチャーとしてどの能力を高めたいのかを考えてみましょう。
・球速(スピード)
・制球(コントロール)
・球種(変化球)
・守備(フィールディング)
・精神力(メンタル)
・持久力(投球スタミナ)
練習において大切なことは、
何のメニューを行うかではなくて、どのような意識で取り組むかです。
そんなことを考えながら、ピッチング練習を行ってみてください。
練習メニュー動画
練習方法解説
練習方法
プレートからホームまでの距離は
18.44mです。
この距離を短くして行います。
ピッチング練習は、マウンドの傾斜を使って行わなければダメなので、
ピッチャーを前にするのではなく、
キャッチャーを前にする方が効果的です。
コントロールをよくするために
コントロールを良くするためには・・・・
・リリースを安定させる
・そのためには体重移動を安定させる。
・そのためには。正しい投球フォームを身に付ける。
・そのためには、それを実現させる筋力と可動域を身に付ける
と、理屈はこんな感じでしょうか。
しかし、実際にプレーをする選手にとって、
理屈だけではどうにもならないのが現状です。
そこで、行うのがこの練習。
小さな角度のずれも、距離が延びれば大きなずれに変わってしまう。
距離を短くするとによって、通常の距離よりも制球が簡単になります。
つまり、成功体験を積むことができる。
『こんな感じで投げるとインコースに投げられる』
これでいいんです。
小さなきっかけをつかむことで、
野球センス(感覚)が磨かれていきます。
何事も積み重ねが大切です。
工藤公康さん
この練習メニューは、
工藤公康さんが、学生時代に行っていたことで有名です。
特に少年野球の投手への、
肩や肘の負担を考えたトレーニングとしてお勧めします。
僕の野球塾/講談社
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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