僕は「一番好きなバラの品種は?」という問いには必ず、「ツクシノイバラです」と答える。

きまって「へ?」というようなリアクションがあるのだが、先ずツクシノイバラを先方が知らない

場合が多い。(最近では知ってる方も増えてきたが)それもそのはず、九州地方で、河原なんかに

いくと自生している野ばらなので、あまりクローズアップされてとりあげられることもないのです。

一重のバラで、少し、遅めに咲き、色はピンクで、中心にいくほど白みがかる。香りもよくて

花期がおそいので、一気に咲くと、そこらに香りが広がるゴキゲンな野ばらです。


で、何がいいたいかというと都合、こんな色目の花にはいつも目がとまってしまうわけです。

erufutu

この品種は「エルフルト」で、花弁はツクシ~に比べるとかなり大きいのですが、あまり知られていない、機能性の高い品種のひとつだと思っています。四季咲き性のあるムスク系はほかにもいっぱいあるのですが、花弁数が多かったりすると、夏花と春花の違いが歴然とでてしまって、ガックシくることがあるのですが、一重の品種はそれがあまりなく、(もちろん夏の方が小さくはなるのですが、多弁よりも差が感じられにくいわけです)もちろん、あまり大きい場所でなければつるばらとしても使えます。

 僕は初めて見たときにはその、色使いの妙に思わず引き込まれてしまい、写真をとりまくり、今もPCに20枚くらいのこいつの写真がはいったままです(笑)


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