個人的には、同業の方に飲んでいただきたいのですが・・・
ラガヴーリン 25年 57.2% (オフィシャルボトル)
2002年、ファンにとっては待望の「ラガヴーリン」長期熟成品で、ボトリング本数は9,000本、ノンチルフィルターのカスクストレングス。
※カスクストレングス=樽出し原酒
※ノンチルフィルター=冷却ろ過していない状態
当ボトルのシリアルナンバー・・・「6104」
正面の紋章から、「威厳」が感じられるボトル。
(2015年ダブルマチュアードも同様)
ラガヴーリン・オフィシャルのラインナップ・・・
16年、ダブルマチュアード(2回樽熟成)がスタンダード品。
なお、リミテッド・エディションの12年、一番評価が高い?21年、当ボトルの25年、その上の30年、最長熟成の37年の5種類が限定品。
で、肝心の味・・・
つまり、
それ(金額)に見合うだけの物か・・・?
私感
味はよく言えば明確。言い換えれば単調で、相反する要素(複雑さ?)が足りないような気がします。それを帳消し出来る位の突出したモノがあれば・・・
フィニッシュ(余韻)は長期熟成ならではの長さがあり、アルコール度数57.2%を全く感じさせないが、同時期の16年が、あまりにも良く出来ているので、その延長上で過度な期待してを飲んでしまうと・・・
web上で「ラガヴーリン25年」の記事が以外に少ないのは、価格が高額な上に、私と同じような感想を抱いた人が・・・?
(あくまでも私感 )
「ラガヴーリン16年」が市場から姿を消す・・・
おそらく、2003年頃の出来事?
同時期にはオフィシャルの12年の1st & 2nd が出回り、巷では「16年物は数年間、ボトリングされない。」という情報が・・・
この頃から16年物は加速度的に数が減少。=残る在庫は「高根の花」に・・・
数年後、
「16年」の待望の復活。
以前と、ほとんど変わらないスタイル・・・
この蒸留所の堅牢な姿勢こそが、「アイラの銘酒」と謳われる所以なのかもしれません。
※「2003年騒動」から、4年後2007年・・・今となっては高評価のオフィシャル21年物の瓶詰。
25年を体感したい方・・・
ラスト・・・2ショット。
開栓してから若干、時間が経過しているので、「訳アリボトル」ということで・・・
¥1,900(税抜き)でどうぞ。
※「12月10日」に自身でティスティング済み。
※現在はかなりの高値です。
※無くなった際の告知は致しませんので予めご了承下さい。