滋賀県の方はご存知かと思いますが
特定外来魚のリリース禁止条例というのが滋賀県にはあります。
簡単に言うと、ブラックバス、ブルーギルを釣った後、リリース(逃がす行為)の禁止です
ぢゃ、釣った後どうすんの?
湖岸に回収箱というのがあって、単にゴミ箱程度の物が置いてあるというのが現状です。
実際、皆、どうしているか?
普通にリリースしてます。
なぜか?
「罰則がないから」
釣って、食えない魚ではないですが、特に琵琶湖の南は水が汚すぎて食う気も起こらないほどなので仕方ないかと。
この事で思い出した事がありまして、25年前、僕が中学生の時に、近くの川でそれは野球を引退後に釣りに明け暮れていた日々がありまして、(夏の大会一回戦負けやったしなw夏休みいっぱいあってんw)気になった事があって、近くの川の現状レポートを10枚ほどにまとめて担任に提出したら(自由研究として)えらく感動されて、親を呼び出しされて褒められた事がある。
当時、デジカメなど無く、「写ルンです」というカメラで写真を撮り、現状などを報告する内容の物でしたが
・釣り場のゴミ
確かに釣り人の出したゴミもあるけど、9割が家庭ごみという事実
・ブラックバス・ブルーギルの北米から連れて来られた歴史
バスは食用研究用、ギルは天皇陛下が研究用に持ち帰る
・これからの事(当時)
どう付き合っていくのか?とかの総評をまとめた。
人間として納得いかない事。
極論に聞こえるかも知れないけど、
無理やり連れて来られて、力が強いからって虐殺、差別。
大昔のアフリカから奴隷としてアメリカに連れて来られた人の様な扱い。
個人的に「この琵琶湖ルール」は
日本人が到底、受け入れられるモノでは無いと思う。
「生けとし、生けるもの」を幼少の頃から教育される。
私にも子供がいる
食うために殺す
食事の前の「いただきます」を教える
命の教え
食わないけど殺す
俺は自分の子供にはそうは絶対に教えたくない。
絶対にそうは教えず、正しい知識を教えるつもり。
滋賀県民すら知らない事。
年々、琵琶湖は小さくなってるという事実。
護岸工事や、埋め立て、公園の増設。
在来種の産卵場所の浅瀬を奪ってるのは人間。
臭いの原因になるウィード(藻)の強制伐採
同じく在来種の産卵場所を奪う
外国から来た違う種に責任転嫁してるだけで、自分たちの豊かさを正当化してるだけだと俺は思う。
本質的にはもう
「手遅れ」なんだと思う。。。
皆が遊ぶ公園、ランニングするルートが、多くの種の根絶によって得られているのを知ったほうがいい。
声を出せない生き物のせいにするのは即刻やめにすべき。
先日、ダルビッシュ投手が差別的な行為を受けても、すばらしいコメントで感動しました。
「世界に生きる人間として、正しい一歩をどう歩むべきか」
失ったモノは取り戻せない。
間違いは間違いとして、次の一歩が本当に大事なんだと思う。