“モンスターレフト”西岡利晃 | 『108poundの囁き』

“モンスターレフト”西岡利晃

2008年9月、ナパーポン・キャッティサクチョーチャイ(タイ)とのWBC世界スーパーバンタム級暫定王座決定戦。判定3-0で勝利し、暫定ながら悲願の世界タイトル奪取に成功した西岡利晃(帝拳)選手。

その後、正規王者イスラエル・バスケス(メキシコ)が網膜剥離となり、西岡選手が暫定から正規王者昇格となっている。



まだ、二十代前半の若き日の西岡利晃選手。昔は、ショートの左でKOを量産していた様ですね。日本バンタム級タイトルを獲得した渡辺純一戦や、初防衛戦の仲里繁戦は圧巻のKO劇


その後、ウィラポン・ナコンルアンプロモーション(タイ)の保持する、WBC世界バンタム級タイトルに四度挑戦。願いも虚しく、2敗2引き分けとなっている。

2004年10月、四度目の世界挑戦後に行われた再起戦として、世界ランカー対決となった中島吉謙戦。


2008年9月、ナパーポン・キャッティサクチョーチャイとの暫定王座決定戦で、タイトル獲得に成功している。

西岡利晃選手が、モンスターレフトの名を欲しいままにしたのが、ジョニー・ゴンザレス(メキシコ)戦。元WBO世界バンタム級王者で、世界的にも名の通ったジョニー・ゴンザレス。敵地メキシコで、モンスターレフトを炸裂させ衝撃のKO勝利。二度目の防衛に成功している。


そして、今年4月。無敗のバルウェグ・バンゴヤンをKOで下し、4連続KO防衛に成功している。





10月24日、両国国技館で同級1位レンドール・ムンロー(イギリス)との五度目の防衛戦が決定している。果たして、五度連続KO防衛はなるのか。