病棟看護師は毎日仕事に行くと
役割が振られている
僕たちはその役割に沿って今日も働く
最近リーダーがとても多い。
リーダーは医師や看護師長の指示のもと医療を施すよう他の看護師スタッフへ指示したり、ベッドコントロールに勤しむ。業務が時間内に終わるようにスタッフの業務の采配を行う。まるで士官のようだ。あんまりだ。
リーダーができるほどに日頃の仕事ぶりが評価されていると自分に言い聞かせる。実際はただ経験年数だけでリーダーの役割が回ってくるのだがそう思わないとやってられないのだ。
そしてリーダー看護師はは患者と話すことが極端に減る。
ひたすら他の看護師などのスタッフ、医師と喋る。
PHSが鳴って出ると看護師1年目の後輩から「●号室のAさんが下血しました」と連絡が入る。
Aさんは消化器疾患で検査のために下剤内服中、出血した記録はいままでなかったなと思いながら
「見に行くからベッドに戻ってバイタルサインの測定、トイレは他の人が使用しないよう閉鎖して」と指示を出しトイレへ向かう。
百聞は一見に如かず、1年目看護師の情報収集の正当性を評価するのも上司の役割。
トイレへ行くと表現は差し控えますがいわゆる急変のリスクも考えられるほどの下血。
そのままベッドへ赴き部屋持ちとバイタルサインの確認。ショックバイタルではなかったが、主治医の指示が出るまでは床上排泄、下剤の内服中止
、出血性ショックのリスクがあることを指示する。
1年目の看護師なれば臨床に必要な知識の補充が間に合っていないため手取り足取り。こうして業務の中で学んでもらうことは先輩として惜しんではいけない。どんなに急いでいても親切丁寧だ。
Aさんに消化管出血の既往についてもう一度問う。「下血なし」と書かれていたわけではなく下血について書いていないからだ。
Aさんは困った顔で「無かったと思うんだけど…自分の便なんて見てない」と言った。
う
ん
こ
を
見
な
い
で
流
す
?
俄かに信じ難いとはこのこと。
僕のように毎日何人ものウンコを見ている奇人はなかなかいないと思うが、自分のうんこって普通見ないのかとカルチャー?ジェネレーション?ギャップを感じた。
Aさんからすると流すとき視野に入っているかもしれないけれど認識していないとのこと。
そうか、うんこって普通見ないのか。
……
いや、見てくれ…
流れてるか確認するだろう、その一瞬、うんこの存在を認識してくれ…
大腸などの下部消化管の異常は腹痛のほかに排便によって分かることがある。
下痢が続けばなんらかの炎症だったり、でなければイレウス、便秘ならば脱水かもしれない、もちろん赤ければ出血。実際理由は様々なのでそこは医師をはじめとした専門家に任せればよい。
ようは異常かどうかが認識できることが大切。
異常の早期発見による恩恵は大きい。
早期の治癒、入院期間、医療費削減、なにより治療も軽くなり症状も悪化する前に対応できる。楽なのだ。
このことからもうんこを観察することによる大切さお分りいただけただろうか。
先ほどの事例意外にも消化器疾患患者をお相手する看護師をしていると
うんこを見ない人が多い。
いや、見ていても
うんこの性状を認識していない人が多いのだ。
こうして必死にうんこを見ることの必要性について僕が述べているよりも手っ取り早くかつ必然的にうんこで異常の早期発見を述べているコンテンツがある。
うんコレというアプリゲームだ。
見てみると分かるけれどようするにうんこを毎日みるといいことあるよゲームです。
うんこ見るだけでいいんだよ。
最高じゃないか…。
とあるアプリゲームにうん万円課金している僕からしたらお安い御用だと言いたい。
どうやったらこれできるの?と思った方!!
うんコレはこれからアプリゲームで
リリースされるんですよ!
つまりまだなんです!!!
こんなに推したのにまだできないなんて!
こちらのゲーム企業がやっているのではなく善良な医師をはじめとした多方面に渡る技術者や同志たちがボランティアでやっているんですよ…
うんコレすごい…
なので支援すべく善良な方々…!最近はクラウドファンディングで気軽に支援できるんですよ。
どうぞよろしくね!
僕は銀髪のアリスがすきです。リリースされたら推しまくりたい。可愛いんだなこれが!!