Spinoff 474》Short  | ラテックスは妄想中

ラテックスは妄想中

暴走ギミな妄想をチラカスBananaです。
甘味世界を目指し オリジナル小説書いてます。
腐 要素 多くなってきちゃいました。苦手な方ご注意ください。

 


気分の入れ替えに


役立ちそうなもの


探す視線の先には




まるで思い入れの無い


感情の動き様がない


ホテル内の備品




こう言うんじゃなくて…




室内の隅 置かれた荷物へと


目を向け

 

ひとまず



あれはなんだろう…と

 

 

テーブルの上

 

2つ並んだ紙袋に


目を止める




置かれた状況から

届けられた食事だろう事は


あきらかで



…しかし


結構なサイズ感に



いったい何人分


注文したんだか



等と



今の自分にとって


重要人物である



カメラマンへと


意識を移動し


卑屈な影を追っ払う



味の保証がされた


食事が入っているのだろう 

 

紙袋を前に




タイミングよく 腹が鳴る



何時間振りの食事になるのか



時計の無い空間で


認知不能な時間の感覚に


自身の腹時計が頼りかよ



等と


毒付きつつ


店のロゴマーク


どこかで見た気がする

デザイン 

 

見つめたまま


ズボンを穿きながら



 

 

…そうだ 今何時だろう…

 

 

 


部屋を出たままの


カメラマンの事も 


気に掛けつつ



 

室内に 時計を探す

 




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