9月22日の日記です。

この日から二泊三日の日程で松本市方面に旅行に行っていました。

今年は仕事が忙しくなり、長い休みは取れそうにもなく、なかなか旅行の計画も立てられませんでした。
今回の旅行が決まったのは19日。
しかも一回ホテルの手続きに漏れがあって一旦キャンセルになり、別のサイトで予約しなおすと言う行き当たりばったりな旅。
でも良い旅行が出来ました。

と言うことで22日の日記です。
この日は最寄り駅から町田に乗り換えて横浜線で八王子まで行き、そこから松本行の特急あずさに乗るコース。
早めに着いたのでホームで待っていると、鉄道ファンの血が騒ぐ車両がやってきました。

まずこの車両。



特急はまかいじ。
185系復活特急色と言う、鉄道ファンに人気がある車両です。
ただし、中身はボロです。
何で知ってるかと言うと、帰りはこれに乗ったからなんですね。

次に来たのはこれ。



これは183系または189系と言うかつて特急あずさにも使われていた車両。
今は相当お古なので、臨時列車に使われていますが、何しろ国鉄型車両なので、ファンは大喜びするのですよ。

と言うことでしばらくして「あずさ」に乗車。
なお、この「あずさ」の車両は撮り損ねました。
・・・マヌケ。

あずさは乗ったときはほぼ満席でしたが、勝沼ぶとう園と甲府でかなり降りてしまいました。
中央東線は長野方面に行く長距離客を高速バスに取られているのが現状。
理由はコストパフォーマンスが悪いからです。
渋滞するリスクはありますけどね。
今年あずさに乗ったのは、昨年の伊那方面の旅行で渋滞に巻き込まれて懲りたからです。
とはいうものの、あまりにも乗ってないので鉄道ファンとしては凹みました。

JRも沿線自治体も手をこまねいているわけではなく、あずさに新型車両を導入したり、沿線自治体が高速化を要望するなど、努力はしているので、いつの日か実を結ぶことを願います。

旅行中はずっと天気が悪く、そのためにあずさも数分の遅れは生じていましたが、ほぼ順調な走りで定刻より少し遅れる程度で昼前に松本に到着。



改札口。
なお、松本駅もSuicaが使えます。
だから、Suicaだけで新宿まで行ってしまうことも可能。
ただし、大糸線など一部は対応していません。

ここから最初の目的地、松本市を代表する観光地 国宝松本城へ。

と思ったけど、お腹空いたのでまずは腹ごしらえ。
松本駅のすぐ隣に蕎麦屋がありました。





山菜おろしそば。
高かったけどさすがは信州そば。
こしがあって本当においしかったです。
今回は結構信州そばを食しました。

腹ごしらえして、いよいよ松本城へ。
途中、松本市街を撮影しました。









松本市は本当に見ていて気持ちの良くなる街並みです。
住みたくなる街でした。

松本城に着く直前にこの神社がありました。





何だかこの神社凄い。
ここに書いてますが、天之御中主神、高御産巣日神、神産巣日神と言うのは日本神話の天地開闢の時に現れた神様。
日本の神様は天照大神を中心にすることが多いですが、のちにはこちらの天之御中主神を中心とする派も生まれたようです。
ググったら公式サイトがありました。

四柱神社



そしてしばらく歩くと目的地の松本城。
松本城についても詳しくは書きません。
この公式サイトを見てくださいね。

国宝松本城





この日は雨で、見るのに苦労しました。
それでも休日だったこともあり、それなりに人はいます。

入場料は610円。

天守閣に入る前にこちらを見ました。




二の丸御殿跡。
ここにあった御殿は残念ながら幕末に焼失。
松本城のその他の建物の多くはかつての城の建物の多くが明治時代廃城令により破却の憂き目にあっています。
天守閣も取り壊す予定で二束三文で売られたそうですが、何とか破却を免れたとのこと。
何とも悲しいことです。

そしていよいよ天守閣へ。
なお、天守閣の前に本丸御殿がありましたが江戸時代に焼失し、再建されませんでした。





この天守閣は見てほれぼれとしました。
やはり松本城は天下の名城ですね。

天守閣は6階まで上がることができます。
靴を脱いで上へ。
なお、階段はかなり急で、しかもこの日は雨のため傘を抱えて上るなど、かなり冷や汗ものでした。
もうちょっと安全面に気を使った方が良い気がします。

また、今回は雨のため並んでおらず、待たずに入れましたが、休日になると20分ぐらい待つこともあるそうです。
やはり人気あるんですね。
その辺りは事前に調べておくことをお勧めします。



4階から撮影。



4階の中。




こんな絵になるシチュエーションも。



やはり天下の名城ですね。

松本城を後にして、次の目的地旧開智学校へ。



旧開智学校は教科書にも良く取り上げられているし、その独特な外観から皆さんも良くご存じでしょう。
これについても詳しくは書かないのでこのサイトを見て下さい。

重文 旧開智学校

入場料を払って中へ。





この建物の様式は擬洋風建築と呼ばれるもの。
この旧開智学校はわざとこんな様式を取り入れたと言う説もあるようです。

この建物内はフラッシュ不可ながら撮影可。





当時の教育の様子やこの建物を作った棟梁の簡単な評伝を掲示。
ここを出て、隣にあるこれまた擬洋風建築の建物へ。





旧司祭館。
カトリックの神父様が住んでおられた家です。

こちらも中は撮影可。





こちらも中々良い感じの建物でした。

そして次は松本市美術館へ。

しばらく歩いて美術館へ。
そこで見たものが



草間彌生さんの特集展示「魂のおきどころ」。
草間さん、松本市のご出身だったのですね。



美術館の前にこの様な作品が。

極めつけはこれでしょう。




ここまでやるかい(^^ゞ
さすがは水玉パワー。

なお、市内には何と草間彌生さんがデザインされたバスが走っており私も見かけました。
すぐ走り去ったので写真に撮れなくて残念。

松本市美術館

この美術館では今企画展「飯沼英樹 闘ウ女神タチ」展を開催中ですが、閉館までの時間があと1時間ぐらいだし、草間彌生さんを見れば十分だろうと思い、常設展のみとしました。
400円でした。

さて、草間彌生さんの展示ですが、もう爆発しまくってます。
万華鏡を利用した作品が凄い。
写真撮影不可なのが残念。

写真撮影はこれだけ認められています。



とにかく草間さんは爆発しまくり。
岡本太郎さんの再来ですね。
ただただ素晴らしいと絶賛しておきます。



美術館の中。

他にも常設展示はありますが、草間さんの作品の素晴らしさのあまり何があったか覚えていません。

と言うことで第一日目は終わり。
夕食は松本駅のMIDORIの4階「花のれん」で。



松本丼だそうです。
長いもを入れているそうですが、親子丼と変わりません。
でも美味しかったです。