これは、ここの“人達はスゴいなぁ“と思った事を描いたものです。

最近は小綺麗にしている子も増えて来ましたが、少なくとも私が住んでいるうちの近所の子供達はきったない格好をして元気に遊んでいます。大通りに面していない我が家は、車やバイクの騒音はあまりなくて、聞こえてくるのは、犬とニワトリと他の鳥と子供の声くらいです。あと夜は蛙と虫の声。



同じ中国製と書いてある服でも、日本で売られる物とインドネシアで売られる物とでは品質がまるで違うんです。製造国さえも明記されてない安い服なんて縫い方もいい加減。それに加え、物を大事にしないここの人達の扱い方は、まぁ~ザツ。あっとい間にボロになります。



そんな日本人の“もったいない精神“がDNAに組み込まれている私は、どうしてもよその大人達と比べると神経質。こっちの子はなかなか言っても聞かないので(習慣になってないから)、昔はしょっちゅう文句を言ってました。自分の子にも悪いなぁと思うのだけれど、なかなか直せない私。



こんな嫌なオバサンがいるのに、我が家には日本から送られたオモチャが結構あって、うちの子達もそれを自由に好きなだけ遊ばせるので、しょっちゅう近所の子供達が遊びに来ます。今では近所の子達も私と言う人間を学習し、私もこっちの子供達を学習してきたせいか、だいぶ怒らなくなりました。(自分の子には怒るけど)



まだまだこっちの人達の考え方について行けない事もあるけれど、日本のニュースを見聞きすると、首をかしげる事も多くなりました。



何故、発展途上国と先進国の子供達とでは目の輝きが違うんだろ…?目が二重のせい…?ではなくて、きっとそれは大人のせい。日本の社会は周りに気を使い、空気を読み過ぎ、神経質なっているから。“今の若い子はコミュニケーション能力が足りない“と言うけれど、それは大人が口を出しすぎた結果なんじゃないかなぁ。子供同士で遊んでいれば、相互扶助の関係は自然に身に付くものなんだと、ここの人達を見ているとつくづく感じます。



おまけの写真:
日本の甥っ子に貰ったWiiで代わりばんこに遊ぶ近所の子達。幼稚園~中学生の子まで、男の子も女の子も一緒に遊ぶ姿は、ゲームと言えどもとっても健全にうつります。こんなに面白いゲームを貰っちゃって、子供達がゲーム漬けになったらどうしよう…と言う親の心配をよそに、基本遊び場は外と言うのが、この子達のスゴいとこ。