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なぜ高校野球はプロと比べ勝敗予想が簡単なのか！？
なぜ高校野球はプロと比べ当てやすいのか！？
その答えは前回載せた勝敗表に隠されている。
例えば以前ご紹介した野球賭博でメシを食う男、豊川･･
あなたがプロのゲームを予想する際、豊川が参謀としてその意見を進言してくれるとしよう。
心強いはずである。
マンションや高級車を野球賭博により手に入れた豊川だがしかし
その勝率は６割強～７割弱である。
１０試合ＢＥＴすれば７試合は取るが逆に３試合は外す･･
ではもし豊川以上の勝率を誇る男が
高校野球にＢＥＴする際に限りあなたに意見してくれるとしよう。
その男は野球を知り尽くしたプロ中のプロである！
その男は高校野球のみ進言してくれる。
チーム分析は地方大会からの膨大なデータを独自の数式で数値化し
相性や組み合わせまでをも考慮しながら勝敗予想を立てる。
では、どれほどのプロなのか！？といえば
例えば上の勝敗表･･
８月８日～１３日までに組まれた全２２ゲームの結果だが
この２２試合の中で最も得点差のつくゲームは！？
これを１点予想でピッタリ当てられる人間はそう多くないはずだ。
実際には２日目の第４試合に組まれた常総学院 対 杵築のゲーム･･
このゲームが１４対０、１４得点差でトップだった。
流れ１つが･･
投手のメンタルの少しの違いが大量得点に繋がる野球というスポーツの性質を考えれば
最大得点差ゲームを１点予想で的中させるのは至難の業であるが
その男はこれを的中させる！
その男があなたの味方・・
だから高校野球は当てやすい！
「そんな男･･
どこにいるんだよっ！」」」
そうお考えの貴兄はもう一度勝敗表を見て欲しい･･
その男が微笑みかけて来るはずである。
えっ！？( ﾟ ▽ ﾟ ;)
･･微笑みかけて来ない！？
そんなはずはない！
彼の職業はハンデ師だから全てのギャンブラーに公平だ！
では男の実力を検証しよう！
２２試合中、彼が予想した最も得点差のつくゲームは
同じく彼が最も高いハンデを切ったゲームとイコールであることは明らかである。
まず最も高いハンデは彼が常総学院に対し出した３．３。
常総学院は相手チームに１４点！の差をつけた。
ズバリ的中である！
それだけじゃない！
勝率もハンパ無い！
２２試合中ハンデ０．０が１ゲームあるのでそれを除いた２１試合の結果を見てみよう。
言うまでもないが彼は強いチームにハンデを切る。
その試合に勝ちそうだと思う側にハンデを付加する。
彼が強いとした、つまりハンデを付加されたチームが
得点差は関係なくゲームそのものに勝ったのは･･
２１校中、実に１７校！
外したのは４つだけ･･
勝率にすれば実に８１％という驚異的な数字である！
もうお解りだろう･･
プロ野球は勝敗そのものを考えなくてはならないが高校野球の場合、
プロのハンデ師が「どちらが勝つか！？」については教えてくれるのである。
ギャンブラーは「ハンデが高いのか？低いのか？」のみを考えればいい。
だから勝敗そのものを考えなくてはならないプロと比べ当てやすいのは言うまでもない。
こんな参謀がついているのだから高校野球はプロに比べ当てやすい！
･･ことはお解りいただけたはずである。
しかしまだそんなモンじゃない！
その他のヒミツについては次回！
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