TULALA x BAKSYN Heavy Wire 70 そして、全機種揃いました…。
ちは、ばくしんです。
今回のブログは思う事を全て書くので長くなります。
ツララとバクシンのコラボレーションロッド
第四弾となる
ヘビーワイヤー70がリリースになりました。
さすがに第四弾目と言う事で多くのオーダーを賜りました。
そして、まずは手に取って見てから選んでいただきたいと
思い、バクシンとして先行予約はしませんでした。
ライトワイヤー70から始まってヘビーワイヤー70まで計4本
初期サンプルはこんなカラーリングでした
これがLite Wire 70の最終サンプル…とナマズ
ほんの少しですがフォトギャラリーを…
このロッドもまだジョイント部が今と違う初期の頃のサンプル
ジェットスロウのショータと琵琶湖で…懐かしい^ ^
自分からTULALAサイドに全てブランクサンプルを作製していただき
自分でセッティングを出す為に何度もスレッドを巻いては変更、
投げてまた変更の繰り返しで最も使いやすくなるであろう点を導き出しました。
ブレた物は創りたくなかったので全てサンプルを自分で
作製、実物を提出して量産をしていただきました。
なので、限りなく自分のイメージ通りのロッドが出来たと自負しています。
バクシンルアーを20年間やってきて本当に必要だと思うロッド。
それは
「最も癖の無く、最も素直な弧を描き、いつまでもスタンダードとなるロッド」エクストリーム事務所での70HWのベントテスト…TULALAやっちゃんありがとう!
ついでに出来れば丈夫で長い間使い続ける事が出来るロッド。
言葉にするとこんな感じでしょうか?
若い頃はロッドの理解が本当に出来ていなかった自分は多くのロッドを
買っては買い替えを繰り返し、多くのお金を無駄に浪費してきました。
振り返ればその頃はバスブームやトーナメント全盛期で本当に偏った物が溢れてた。
そして、商売主義の名前だけの売れたら良いだけのロッドも。
こう言うロッドが欲しいんやけど…と思えば思うほど時代と逆行していた事を思い出します。
当時の銘竿と言われるロッドも買い漁りました。
それぞれのロッドの正しい使い方をすればきっと名竿だったのかもしれませんが・・・
巻物中心主義の自分には本当に使用幅の狭い使い難い物ばかりでした。
その中でワイヤーベイトに比較的秀逸だったのが
コンバットスティックのウォーリアやスーパーウォーリア、
ダイワトーナメントシリーズのリッククランクランキンロッド他、
フェニックスIM6シリーズ、その他諸々…
その後にたどり着いたのがハートランドZでした。
そのそれぞれの良さを1本のロッドに高次元でまとめ上げてもらえたのが
バクシンとして初めてリリースしたロッド アウトオブスタンダードでした。
今考えるとスタンダードなロッドが欲しかったのにこのネーミング。
これは世の中に出回っているロッドとは一線を画すと言う意味でつけた
「規格外品」と言うネーミングでした。
左からハートランドZ、アウトオブスタンダード、右から2本目6.6フィートサンプル、右、アウトオブスタンダード
このロッドは今も飽きる事も色あせる事無く最高のロッドの1本だと思います。
そして、アウトオブスタンダードを10年以上使い込み更に進化したロッドが
TULALA x BAKSYN wire シリーズです。
アウトオブスタンダードには6.3フィートのHMアクションの物しかありませんでした。
国内ではこれ一本で何でも出来ると同じロッドを3本持って釣りに出かけていました。
こう考えるとなんと偏った釣りをしてきたんだと思ってしまいます。
ワンアクションのロッドだけを長年使い続けると他に必要な物が明確に見えてきます。
ハートランドZとアウトオブスタンダードだけで
バクシンバズベイト、バクシンスピナーベイト、その他のルアーテストを行いました。
結果として、相当数の魚を大小関わらず釣りに釣りました。
そこで見つけた多くの改良点の全てをワイヤーシリーズに注ぎ込みました。
そして、ウェイト別、釣り場別にロッドを作製する事が出来ました。
国内では6.3フィートのLite wire と Heavy Wireの2本があれば
大概の釣りはこなす事が出来ると思います。
そして、海外遠征用に創った7フィートのロッドで日本製リールと組み合わせれば
US トーナメントでのコアングラー参戦でUSプロのボートポジショニングでも
十分な戦略が立てる事が出来ます。
7フィートは今では国内ではスタンダードな長さですが
自分的には巻く時間が長かったり巻き抵抗の大きなルアーの使用時、
琵琶湖やオカッパリ等で遠投が多い時にかなり力になります。
本当に・・・
TULALAで思い通りのロッドを創らせてくれた小川健太郎さんに深く感謝しています。
売れようが売れまいが本当に欲しい物ができそうなら・・・と
誘っていただいたのがもう数年前の話です。
そして、TULALAの中でも「弱い?」と言われるロッドを創らせていただきました。
これは言葉の綾でTULALAブランクで弱い物は何一つありません。
バクシンが創るので基本的にはワイヤーベイト中心のロッドをデザインしたのですが
実際は偏りの無い最も「ルアーフィッシングにど真ん中なロッド」を創りました。
先ヘタリの無いレギュラーテーパー、6.3 &7.0 フィートレングス、
そして、ある程度のウェイト差のあるリールをマウントしても良いバランス設計。
文字にするとこんなロッドを創らせていただきました。
極端なテーパーのロッドや極端なレングスのロッドはかなり使用幅が狭くなります。
海外遠征と長年のワイヤーベイト中心のルアー製作で気がついた事。
ワイヤーベイトには極端なテーパーなロッドは最も適さないと言う事。
そして、スタンダードなロッドはより幅の広いルアーが使いこなせると言う事。
○○専用ロッドと言う概念はバクシンルアーをやって来た上には必要ないと言う事。
一日中投げ切るには楽なロッドが必要な事。
バクシンルアーデザインズが創った事と、そのネーミングから
ワイヤーベイト専用ロッドと勘違いされた方も多かったと思います。
しかし、それはただのネーミングであって実際は違います。
実際は最も少ない本数でより幅の広い釣りが出来る事を目的としたロッドです。
だから2レングスで 「弱」「強」の組み合わせの4本なのです。
多くのユーザーの方はもうお気づきだと思います。
その中から戴く多くの声「なんでも出来る」「どんな釣りでも出来る」。
的を得た答えをたくさん戴いて嬉しい限りです。
実際にバス以外の対象魚の方がユーザーの1/3以上もいらっしゃいます。
バス以外の魚はナマズやシーバス、時にはライトジギングまで様々です。
これも正直狙い通り。
スタンダードなロッドはそのロッドのキャスト射程距離内なら何でも出来ると。
自分でもイトウに始まりシーバス、ジギング、ナマズその他魚種を釣りに出かけました。
イトウ…北海道にて
ニゴイ…青野ダムジギングにて
ハマチ…バクシンペンシルナブラ打ちにてアメナマ…新利根川にて
どの釣りもルアーを正確に投げる(ジギングはのぞく)この作業の繰り返しです。
後は魚が掛かればTULALAのブランクがしっかりと仕事をしてくれます。
本当に自分的に夢の様なロッドが創れたと思っています。
バスフィッシングに必要最低限のスタンダードとなる4本のロッド。
この四本があれば今日の釣りはこう言うシチュエーションだから…と
必要なロッドを最小限に抑えて選択して釣りに出かける事が出来ます。
多くのロッドを持っていく必要の無いオカッパリから本場アメリカの釣りまで。
たった4本のロッドでとりあえずこなす事が出来ると思います。
後はスピニングタックルが1セットあれば言う事ありませんね…。
出来ないと思われる物はヘビーカバーフリッピング、ディープクランキングくらいか?
そして、TULALAと言う「旅ロッド」のお陰で海外遠征でもコンパクトな
ロッドパッキングが可能となり1ピースロッド至高主義の呪縛からも逃れました。
時代は常に進んでいます。
それぞれの時代に自分の銘竿があると思います。
上に書いてきたロッド達は自分の時代の銘竿たちでした。
使い込んで見えてきた利点、不利な点を見つめ直して
ロッドに詰め込める時がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
出来る事は全てやりました。
やり残した事も、出し惜しんだ事も、手を抜いた事も一切ありません。
バクシンルアーデザインズとしてやってきたワークスの中で
至高の作品をリリースさせていただく事が出来ました。
TULALA x BAKSYN
Lite Wire 70
Heavy Wire 70
Lite Wire 63
Heavy Wire 63
これでワイヤーシリーズは全部です。
興味があれば是非一度手に取って見てください。
自分自身の感覚で振ってみれば理解出来る方は多いと思います。
このロッドに込められた大切な事が。
より多くの方にこの無言のメッセージが伝われば良いのですが・・・
長くなりましたが TULALA x BAKSYN コラボレーションロッド
よろしくお願い致します。
今回のブログは思う事を全て書くので長くなります。
ツララとバクシンのコラボレーションロッド
第四弾となる
ヘビーワイヤー70がリリースになりました。
さすがに第四弾目と言う事で多くのオーダーを賜りました。
そして、まずは手に取って見てから選んでいただきたいと
思い、バクシンとして先行予約はしませんでした。
ライトワイヤー70から始まってヘビーワイヤー70まで計4本
初期サンプルはこんなカラーリングでした
これがLite Wire 70の最終サンプル…とナマズ
このロッドもまだジョイント部が今と違う初期の頃のサンプル
ジェットスロウのショータと琵琶湖で…懐かしい^ ^
自分からTULALAサイドに全てブランクサンプルを作製していただき
自分でセッティングを出す為に何度もスレッドを巻いては変更、
投げてまた変更の繰り返しで最も使いやすくなるであろう点を導き出しました。
ブレた物は創りたくなかったので全てサンプルを自分で
作製、実物を提出して量産をしていただきました。
なので、限りなく自分のイメージ通りのロッドが出来たと自負しています。
バクシンルアーを20年間やってきて本当に必要だと思うロッド。
それは
「最も癖の無く、最も素直な弧を描き、いつまでもスタンダードとなるロッド」エクストリーム事務所での70HWのベントテスト…TULALAやっちゃんありがとう!
ついでに出来れば丈夫で長い間使い続ける事が出来るロッド。
言葉にするとこんな感じでしょうか?
若い頃はロッドの理解が本当に出来ていなかった自分は多くのロッドを
買っては買い替えを繰り返し、多くのお金を無駄に浪費してきました。
振り返ればその頃はバスブームやトーナメント全盛期で本当に偏った物が溢れてた。
そして、商売主義の名前だけの売れたら良いだけのロッドも。
こう言うロッドが欲しいんやけど…と思えば思うほど時代と逆行していた事を思い出します。
当時の銘竿と言われるロッドも買い漁りました。
それぞれのロッドの正しい使い方をすればきっと名竿だったのかもしれませんが・・・
巻物中心主義の自分には本当に使用幅の狭い使い難い物ばかりでした。
その中でワイヤーベイトに比較的秀逸だったのが
コンバットスティックのウォーリアやスーパーウォーリア、
ダイワトーナメントシリーズのリッククランクランキンロッド他、
フェニックスIM6シリーズ、その他諸々…
その後にたどり着いたのがハートランドZでした。
そのそれぞれの良さを1本のロッドに高次元でまとめ上げてもらえたのが
バクシンとして初めてリリースしたロッド アウトオブスタンダードでした。
今考えるとスタンダードなロッドが欲しかったのにこのネーミング。
これは世の中に出回っているロッドとは一線を画すと言う意味でつけた
「規格外品」と言うネーミングでした。
左からハートランドZ、アウトオブスタンダード、右から2本目6.6フィートサンプル、右、アウトオブスタンダード
このロッドは今も飽きる事も色あせる事無く最高のロッドの1本だと思います。
そして、アウトオブスタンダードを10年以上使い込み更に進化したロッドが
TULALA x BAKSYN wire シリーズです。
アウトオブスタンダードには6.3フィートのHMアクションの物しかありませんでした。
国内ではこれ一本で何でも出来ると同じロッドを3本持って釣りに出かけていました。
こう考えるとなんと偏った釣りをしてきたんだと思ってしまいます。
ワンアクションのロッドだけを長年使い続けると他に必要な物が明確に見えてきます。
ハートランドZとアウトオブスタンダードだけで
バクシンバズベイト、バクシンスピナーベイト、その他のルアーテストを行いました。
結果として、相当数の魚を大小関わらず釣りに釣りました。
そこで見つけた多くの改良点の全てをワイヤーシリーズに注ぎ込みました。
そして、ウェイト別、釣り場別にロッドを作製する事が出来ました。
国内では6.3フィートのLite wire と Heavy Wireの2本があれば
大概の釣りはこなす事が出来ると思います。
そして、海外遠征用に創った7フィートのロッドで日本製リールと組み合わせれば
US トーナメントでのコアングラー参戦でUSプロのボートポジショニングでも
十分な戦略が立てる事が出来ます。
7フィートは今では国内ではスタンダードな長さですが
自分的には巻く時間が長かったり巻き抵抗の大きなルアーの使用時、
琵琶湖やオカッパリ等で遠投が多い時にかなり力になります。
本当に・・・
TULALAで思い通りのロッドを創らせてくれた小川健太郎さんに深く感謝しています。
売れようが売れまいが本当に欲しい物ができそうなら・・・と
誘っていただいたのがもう数年前の話です。
そして、TULALAの中でも「弱い?」と言われるロッドを創らせていただきました。
これは言葉の綾でTULALAブランクで弱い物は何一つありません。
バクシンが創るので基本的にはワイヤーベイト中心のロッドをデザインしたのですが
実際は偏りの無い最も「ルアーフィッシングにど真ん中なロッド」を創りました。
先ヘタリの無いレギュラーテーパー、6.3 &7.0 フィートレングス、
そして、ある程度のウェイト差のあるリールをマウントしても良いバランス設計。
文字にするとこんなロッドを創らせていただきました。
極端なテーパーのロッドや極端なレングスのロッドはかなり使用幅が狭くなります。
海外遠征と長年のワイヤーベイト中心のルアー製作で気がついた事。
ワイヤーベイトには極端なテーパーなロッドは最も適さないと言う事。
そして、スタンダードなロッドはより幅の広いルアーが使いこなせると言う事。
○○専用ロッドと言う概念はバクシンルアーをやって来た上には必要ないと言う事。
一日中投げ切るには楽なロッドが必要な事。
バクシンルアーデザインズが創った事と、そのネーミングから
ワイヤーベイト専用ロッドと勘違いされた方も多かったと思います。
しかし、それはただのネーミングであって実際は違います。
実際は最も少ない本数でより幅の広い釣りが出来る事を目的としたロッドです。
だから2レングスで 「弱」「強」の組み合わせの4本なのです。
多くのユーザーの方はもうお気づきだと思います。
その中から戴く多くの声「なんでも出来る」「どんな釣りでも出来る」。
的を得た答えをたくさん戴いて嬉しい限りです。
実際にバス以外の対象魚の方がユーザーの1/3以上もいらっしゃいます。
バス以外の魚はナマズやシーバス、時にはライトジギングまで様々です。
これも正直狙い通り。
スタンダードなロッドはそのロッドのキャスト射程距離内なら何でも出来ると。
自分でもイトウに始まりシーバス、ジギング、ナマズその他魚種を釣りに出かけました。
イトウ…北海道にて
ニゴイ…青野ダムジギングにて
ハマチ…バクシンペンシルナブラ打ちにてアメナマ…新利根川にて
まだありますが…
どの釣りもルアーを正確に投げる(ジギングはのぞく)この作業の繰り返しです。
後は魚が掛かればTULALAのブランクがしっかりと仕事をしてくれます。
本当に自分的に夢の様なロッドが創れたと思っています。
バスフィッシングに必要最低限のスタンダードとなる4本のロッド。
この四本があれば今日の釣りはこう言うシチュエーションだから…と
必要なロッドを最小限に抑えて選択して釣りに出かける事が出来ます。
多くのロッドを持っていく必要の無いオカッパリから本場アメリカの釣りまで。
たった4本のロッドでとりあえずこなす事が出来ると思います。
後はスピニングタックルが1セットあれば言う事ありませんね…。
出来ないと思われる物はヘビーカバーフリッピング、ディープクランキングくらいか?
そして、TULALAと言う「旅ロッド」のお陰で海外遠征でもコンパクトな
ロッドパッキングが可能となり1ピースロッド至高主義の呪縛からも逃れました。
時代は常に進んでいます。
それぞれの時代に自分の銘竿があると思います。
上に書いてきたロッド達は自分の時代の銘竿たちでした。
使い込んで見えてきた利点、不利な点を見つめ直して
ロッドに詰め込める時がこんなに早く来るとは思っていませんでした。
出来る事は全てやりました。
やり残した事も、出し惜しんだ事も、手を抜いた事も一切ありません。
バクシンルアーデザインズとしてやってきたワークスの中で
至高の作品をリリースさせていただく事が出来ました。
TULALA x BAKSYN
Lite Wire 70
Heavy Wire 70
Lite Wire 63
Heavy Wire 63
これでワイヤーシリーズは全部です。
興味があれば是非一度手に取って見てください。
自分自身の感覚で振ってみれば理解出来る方は多いと思います。
このロッドに込められた大切な事が。
より多くの方にこの無言のメッセージが伝われば良いのですが・・・
長くなりましたが TULALA x BAKSYN コラボレーションロッド
よろしくお願い致します。