アニサマ | しゃちょうのブログ。

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シンガーソングライターの平松新のブログです。音楽・料理・写真などについて綴っています。

前回の日記で質問が来ていたのでちょっとだけレスポンスを。



>けいさん

楽曲はジギル、詞は雪弥のものなので僕からお返事するのもちょっとおかしな話ですが、二人に代わってお返事させて頂きます。

個人の範囲で楽曲を歌ってUPすることは全く構いませんし、ジギル・雪弥共々嬉しく思います。

映像に関しては色々とあるのでお気をつけください。




そして先日、

ランティス組曲・ランティスの缶詰プロジェクトの際にお世話になったドワンゴ齋藤プロデューサーのご招待で、さいたまスーパーアリーナで行われたアニメロサマーライブ2日目に行ってきました。


セットリストや細かいレポはゴムさんyonji も書いているので割愛します。

1日目についてはJさんすぶた のブログでも書かれています。


僕も昔ちょっとした舞台に出たりしていたのですが、

それ以上に裏方をやっていた方が長かったので、

ライブや舞台を見ると、どうしてもスタっフの方に目がいってしまいます。


ライブや舞台ではとかく出演者にフォーカスされがちなのですが、

何より基盤であるスタッフがしっかりしていないと絶対に成功しません。

土台がしっかりしていない建物がすぐ崩れてしまうのと一緒ですね。


アニサマを見て思ったのは、やはりプロの仕事だということ。

照明や音響、スタッフが一丸となって成功させようとする気力をひしひしと感じさせられました。


お金をもらってやっているプロなのだから、当たり前っちゃあ当たり前なのですが、

「当たり前のことを当たり前にこなす」ということは本当に難しいことです。

予想外の事故やミスが起きるのがライブ、しかも5時間のライブとなれば尚更のこと。


実際に出演者のマイクが死んだり、時間的に推しているところもありましたが、なんとか生かすようにすぐ調整したり、出演者の転換を短縮して時間を稼ぐのを徹底しているのがやはりプロだなぁと感じました。
ミスを誤魔化すと言うとどうしても聞こえが悪いですが、裏を返せば見ている人達を不安にさせないよう徹底しているわけで。


コンサートスタッフやPA・照明などは外部の業者だと思いますが、それでも各セクションの統括プロデュースがしっかりしているからこそ、こういった大きなイベントを成功させられるのだと思います。
今年は「Challange」という目標を掲げ、それに向かってスタッフ・出演者が一丸となっていたのがすごく良かったなと感じました。


事務所・レーベルが違う様々なアーティストが集まるイベントで1つになることは簡単なことではなく、数々の大人の都合も関わってきたことでしょう。

しかしそれを跳ね除け大成功させたアニメロサマーライブというイベントは本当に凄いと思います。

いや、立ち上げて3年目という若いイベントでこれだけ成功するのはホントに素晴らしすぎる・・・!


僕はアニメも全然詳しくないし、アニソンもすごく有名なものや友達に薦められたものしか聞いたことはないけれど、そんなこと関係なしに楽しんで盛り上がれる素晴らしいイベントでした。


使い捨ての音楽がはびこる時代の中で、

いつまでも胸に残るものの1つにアニソンがあるのかもしれないですね。