一人っ子とセックスレス | くたばれバカ旦那!~私が離婚を決めるまで【書籍化されて地味に販売中】

一人っ子とセックスレス

「一人っ子はかわいそうよ。そろそろ二人目作らないの?」


この言葉を友人知人、親戚から言われた事のある方は

少なくないのではないだろうか?


保育所のミラのクラスは

「ほんまに世間は少子化なんかいっ!」と言いたくなるくらい

兄弟のいる子が多かった。


当時のクラスメートで今現在一人っ子なのは

うちを入れて3人だけである。

5人兄弟なんてツワモノもいる。


そういった状態なので親しくなってくると

クラスのお母さんたちは遠慮なく私に言う


「そろそろミラちゃんに兄弟つくったげたら?

一人っ子やったらかわいそうやん」


私自身一人っ子だったが

特に寂しかったとか困ったというような事は無かったので

一人っ子である事に問題があるとはと思っていなかった。


また、子供は授かりものだと思っていたので

出来たら出来たで喜ばしい事なのだが

強いてミラに兄弟を作ろうとも思ってはいなかったのだ。


そんな訳で一人っ子でもかまわないとは思っていたのだが

胸を張ってそう言えない私がいた。


何故か?

そう、セックスレスだからである。

作らないのではなく、作る事すらしてもらえない事実は

私の心に大きな影を落としていた。


「Hしてへんのに子供なんか出来るわけ無いやん」

そう言えればどれだけ楽だっただろうか。


当時、セックスレスである事をとても悩んでいた私は

誰にも相談できずに一人で抱え込んでいた。

旦那に拒否されている自分がなんだか惨めで誰にも言いたくなかったのだ。


後に「ああ、うちセックスレスやから(笑)」と

笑い飛ばせるようになったが、この時はまだそんな境地には至っていなかった。


「旦那が一人っ子でええって言うから」


そう言って笑うのが精一杯だった。


「そうかぁ。ミラちゃん可愛いもんなぁ。

旦那さんミラちゃんにメロメロなんやろ?

そやから次の子なんか考えられへんのかなぁ。

目の中に入れても痛くないんやろうなぁ」


いやいや、全然違いますから。


旦那はミラが生まれた後に

「子供よりは嫁が大事。

嫁はんは自分が選んだ女やけど

子供は俺が選んだ訳や無くて勝手に生まれてくるから」

と言い放った男である。

子煩悩であるわけが無い。


しかし外面のいい旦那は確かに子煩悩に見える。

にっこり笑った時の人の良さそうな笑顔は

どう見ても子供好きにしか見えない。

人間はつくづく外見ではわからないなぁと思った。



ミラの手を引き、帰宅の途につきながら

「ミラに兄弟かぁ・・・」とつぶやいた。


何回も旦那に拒否され続けていた私は

すっかりセックスの話題を出すのが怖くなっていた。

2人目なんてとんでもない。


いや、待てよ。

「ミラが一人っ子やったらかわいそうやからもう一人つくれへん?」

なんて話題を振ってみたらどうだろう?

「したい」と言うよりは生々しくないはずだ。


その夜、私は旦那に話してみる事にした。



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