姑の迷惑な趣味 | くたばれバカ旦那!~私が離婚を決めるまで【書籍化されて地味に販売中】

姑の迷惑な趣味

姑の趣味は「ボランティア」である。

ボランティアのサークルかなんかに所属していて
お年寄りの為のイベント等で、毎週忙しく動き回っていた。

ボランティアそのものは良い事だと思うし
すすんでそういう事に参加している姑はえらいと思う。

でもね

自分の趣味のボランティアのために
人に迷惑かけるのはどうかと思う。

例えば、こういう事があった。

木曜の夜に旦那に姑から電話がかかってきて
「明日、イベントでやぐらを組まなくちゃいけないの。
あんた明日の10時(午前)にこっちに来て」と言う。

翌日は金曜日。当然旦那は仕事なので断ると
「でもみんなに『うちの息子がやってくれる』って言ってしまったから」
…おいおい。

私と旦那は多少絵が描けるのだが、勝手にポスター描きを
引き受けてきた事もあった。

「うちの息子も嫁も絵がとても上手なのよー。
私が頼んだらすぐに描いてくれるからまかせて」と
自慢してしまったらしい。

夜、突然やってきて…
「今すぐちゃちゃーっと描いてよ」
…描けねぇってば。

絵を描けない人は勘違いしがちだが
どんな絵でも即座にちゃっちゃと描けるもんではない。
得意なジャンルや苦手なジャンルもあるんだから。
つーか、勝手に引き受けて来るな。

ここに書いたことはほんの一例で
実際は旦那もかなり振り回されていた。
仕事に遅刻して姑やその友人達を車で送っていく事もあった。
しかし、断らない旦那も悪い。


一番「やめてくれ」と思ったのはこれだ。

私はペーパードライバーなのだが、それを知った姑は

「あらー、もったいない。桃ちゃんが運転できたら
いつでも送ってもらえるのにねぇ。
そうしたら一緒にボランティアにも参加できるわねぇ。
赤ちゃんが産まれたら、運転の練習しなさいね」

…あのー、あなたの息子のせいでお金がなくて
やりくりでひいひい言ってる私が
他人のために時間を割いてボランティアですか?
そんな時間があったら働いて家計を助けるってば!


産後は絶対に仕事をすると誓った。