みんなの体験農園〝トゥイビュウ畑〟
初めまして立教大学の前田涼太朗です
これからインターン生として体験してきたことを紹介します
BAJベトナムでは、農家の人が安心安全な野菜や肉を販売する支援のために、直売所をフエに立ち上げました。
そして、直売所が管理する畑で体験農園をつくる事業が始まりました
今回は、その直売所の利用者に向けた体験農園利用者募集の広告作成を私たちが担当させていただくことになりました。
そこで、私たちは広告作成の情報収集のために体験農園の畑であるトゥイビュウ畑に足を運びました
現地を確認して分かったことは、この畑には3つの利用目的があるということです
1つ目は、夏や雨期に普段の栽培方法では育ちにくい野菜を育て、直売所で販売する商品の数を確保すること、
2つ目は、直売所で野菜を販売している農家の人が有機無農薬で育てるには難しく、自身の畑を使うにはリスクのある野菜を試験的に育てる場所として1年間無料で貸し、農家を支援すること、
3つ目は、体験農園を通じて普段直売所で買い物をしている人や新規でお客さんとなるフエ市民に有料で畑を貸し出し、安全な野菜を育てることで、食の安全についてより関心を持ってもらったり、理解を深めてもらったりすることです。
これらの目的から、ただ直売所を運営しているのではなく、直売所や農家の生活の将来へ向けた持続性や向上を視野に入れた明確な活動を感じることができました
体験農園の利用者募集の広告作成をフエ外国語大学で日本語を学んでいるボランティアの学生と一緒に行いました
私たちが日本語で作成したものをフエ外大生にベトナム語に翻訳をしてもらいました。日本語とベトナム語では言葉のニュアンスの違いがどうしても生じてしまう中、フエ外大生が柔軟にベトナム人に伝わりやすい表現へと翻訳してくれてとても助かりました
今回、現地の畑を視察したことやベトナムの大学生と協力して作業ができたことは私たちにとって貴重な体験となりました