ニューカッスル会長、クラブ買収は「悲惨な選択だった」



 先ごろプレミアリーグからの降格が決定したニューカッスル(イングランド)。オーナーであるマイク・アシュリー氏は現地時間31日、クラブ買収は「悲惨な選択」であったと語り、なるべく早くクラブを売却したいとしている。ロイター通信が報じた。

 イギリスでスポーツ用品のチェーン店を展開する実業家のアシュリー氏は、2007年にニューカッスルを買収。それ以来クラブの経営に巨費を投じてきたが、クラブは今季のプレミアリーグで18位に終わり、あえなく降格となってしまった。
 
 そんななか、アシュリー氏は英紙『サンデータイムス』に、クラブ買収について「すべての人にとって壊滅的な結果をもたらした。私もお金を失ったし、悲惨な選択をしたと思っている。今はできるだけ早くチームを売却してしまいたい」とコメント。さらに買収を後悔しているかと尋ねられると、「もちろん後悔しているとも」と返答している。

 さらに「私はサッカーの専門家ではない。ただのファンだったんだ。とても金持ちではあったけどね。でも、今はあまり金持ちではなくなってしまった。(クラブの経営に)お金を注ぎ込んできたし、ベストは尽くしたが、あまりに短い期間で終わってしまった」とアシュリー氏。最後に「起こってしまったことに関しては、本当に申し訳ないと思っている」と話し、下部リーグ降格を謝罪した。
 
 なお、今季初めにケヴィン・キーガン監督が辞任したことを受け、サポーターから非難の矢面に立たされていたアシュリー氏は、昨年もクラブ売却に乗り出していたが、買い手がつかず失敗に終わっていた。




散々金を使って失敗を繰り返したね

売却話でもサポーターの信頼をなくし

怒りを買ってしまったなぁ