マンU、アーセナルに快勝で決勝進出!/CL


 チャンピオンズリーグ(以下CL)は現地時間5日(以下現地時間)、準決勝セカンドレグの1試合が行われ、マンチェスターUがアーセナル(以上イングランド)を3対1で下し、2試合合計スコアを4対1としてファイナル進出を果たした。ロイター通信が報じている。

 ファーストレグを0対1で落としていたアーセナルだが、過去10回の対戦でマンUに勝利を許したのは1回だけとあり、序盤から積極的な姿勢を見せると、スタジアムのムードはヒートアップ。だがアーセナルは8分、C・ロナウドの折り返しに対応しようとした若手ギブスが転倒、フリーとなった朴智星に先制点を許してしまう。マンUはさらにその3分後、ファン・ペルシに倒されてFKを得たC・ロナウドが、40メートルの距離から自ら豪快なシュートを叩き込み、わずか11分で実質的に勝負が決めてしまった。
 
 後半に入ると諦めムードが漂うアーセナルに対し、マンUは落ち着いてバランスをとると、終盤にはカウンターから朴智星、ルーニーとつないで最後はC・ロナウドが決定的な3点目。アーセナルのファンの多くはこれでスタジアムを後にし、ファーガソン監督は週末のリーグ戦に備えてルーニー、アンデルソン、エヴラを交代させる余裕ぶりを見せつけた。

 パーフェクトな内容だったマンUに誤算が生じたのは76分。エリア内でフレッチャーがセスクを倒し、一発レッドで退場となってしまう。ファン・ペルシがこのPKを沈め、アーセナルが1点を返したが、マンUにとってはフレッチャーが決勝で出場停止となったことの方が痛いだろう。
 
 ファーガソン監督は試合後、「我々はいいスタートを切り、それが違いとなった。早い段階での2得点が彼らの士気をくじいたのだろう」と述べ、最初の10分間が勝負の分かれ目になったとの見解を示した。また2得点を挙げたC・ロナウドに、「今日の彼は止められなかった。中盤が好調でよく働いたのは確かだが、アーセナルを本当に苦しめるためには誰かが必要だった。ロナウドがあれだけの調子なら……。彼はファンタスティックだね」と大きな賛辞を送っている。

 一方でファーガソン監督は、またもCL制覇を成し遂げられず、4年連続無冠に終わったアーセナルのヴェンゲル監督に対し、「彼にはシンパシーを感じる。(1999年に)バルセロナで優勝するまでは、私もCLで勝てないと批判されていた。彼のようにハードに働いてきたのであれば、成功にふさわしいはずだ」と慰めの言葉をかけた。

 敗れたヴェンゲル監督は「最大の失望だ。ファンは本当に素晴らしい夜になることを期待していたし、チームを支えてくれた彼らをがっかりさせたことには本当に傷ついている」とコメント。この10年間で最も悔しい敗北だとしている。また同監督は、経験不足のチームがマンU相手に挽回するのは難しかったとし、マンUは決勝進出にふさわしかったと賛辞を述べた。

 なお、27日にローマで行われる決勝で、マンUはバルセロナかチェルシーと対戦するが、ファーガソン監督はこの2チームについて、「どちらと対戦したいかと聞かれれば、どちらでもないよ」と応えている。



記事が前後してしまったが

ユナイテッドの圧勝!!

C.ロナウドやルーニーはたしかに凄かったが

パクチソンよく走ったよ

完全にレギュラーだな

フレッチャーはたしかにでられないどたいして痛くはないでしょ(笑)