時に、雨の降り注ぐ地を見ている間には
逆巻く波に荒れ狂う風が
うねりをあげている場所もある
そこにいて見える範囲だけが世界ではない
義務の自由を差し置いて
権利の自由を暴走させる今の人類
いつまでつづくのか?
肉体あるうちだけは逃げ隠れできても
今、自分が肉体を持って生きている事実
生かされていることの
なにに感謝すべきなのか?
人間は誰も
独り、この世に勝手に産まれて
勝手に生きて
勝手に死んで逝くわけではない
どこへ逃げようとも
息の根が止まったあとのほうが今よりも苦しむ
間違いはない
なんのために生きているのか?
早めに答えを出したほうがいいぜ
手伝ってやるよ 簡単だろ
今日ここに生きていてよかった
その瞬間を増やしゃぁいいんだ
明日の朝、目が覚めなくてもな