イベントが終わってからレポートを上げるまでに一週間以上日が空いてしまった。
その間、僕は本棚を整理し、昔集めた漫画を売り払うかどうか悩み、いつの間にか全巻読み切るという多忙な日々を送っていた。


一体どのような漫画を読んでいたのかは言ったところで無駄なので伏せておく。無駄無駄無駄。


ということで「気ままな音楽会vol.5」ライブレポートだオラァッ。



「気ままな音楽会vol.5」



開催日


・10/23(日)



出演



OA.山本優作

→相変わらずのクールかつイケメンなライブスタイルが好評を博した。
そろそろ自分以外からの好評を博してもいいのではないかと思う。
久し振りのライブのために多少緊張していたが、鋼の精神を持つ僕は足が震え手が震え歯の根も合わず吐き気をもよおす程度の症状で済んだ。
次回のライブの際には、歌詞とコード進行と曲順とMCで何を喋ろうとしたかを忘れないようにしよう、という目標も立った。


ゲスト1.雨宮弘哲さん



そこ、ちょいフラットやで。-雨宮さん

→被災地での復興ライブや関西ツアー等、多忙に歌い回る雨宮さん。
タイムテーブル上では三番手のはずだったのだが、もう一人のゲストミュージシャンのあざらしさんが出演時間になってもパスタをかっ喰らっていたために急遽二番手に。
切々と歌う人なのかと思いきや時折見せる咆哮のようなフレーズが、一見穏やかな彼の人となりを垣間見せているようで胸が熱くなった。



ゲスト2.あざらしさん



そこ、ちょいフラットやで。-あざらしさん(本体)


あ、これじゃない



そこ、ちょいフラットやで。-あざらしさん(影武者)

こっちこっち。

→会場の最寄り駅を出たところで突然シンガポール系の僧に数珠を渡され「OK」と微笑まれたのは彼です。
何か憑いてんの?
いつも彼のステージを見るたびに思うのだが、ライブの運びがとても上手い。
ストリートで立ち止まったお客さんを捕まえ続けるための技術なのだろう。
伸びやかな声から開放的なフレーズからも彼のエネルギーが伝わってくる。
大変に気持ちがよかった。



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ゲストミュージシャンを迎えてしっかりイベントを作っていく、というスタイルに切り替えたこと自体は成功だったようで、会場を提供してくれている気ままなキッチンのママさんもイベント終了後は「良かったよ」と喜んでくれていた。
僕が一人で運営していた時にどう思われていたのかと考えると息が止まる思いだが、とにかく今回ゲストミュージシャンとして出演してくれたお二人には感謝の気持ちでいっぱいである。


アンプラウドなライブを見ているといつも思うのだが、手の届くところに楽器があって、人がいて、演奏して歌っているということが、とてもエネルギッシュで尊く感じる。
ミキサーやアンプを通したライブよりもミュージシャンの、本当の人間性が見える気がするのである。
繊細に見える雨宮さんの情熱であったり、あざらしさんの前を見続けるパワーであったり、そういうものを楽しみながらライブを見ていると、彼らと大変濃厚なお付き合いをしてきたような感覚になってくる。
ギターのヘッドが振れた時に切った風が肌に触れるような、そんな空間でなければこの感覚は味わえまい。


余談であるが、上記の感動と僕がライブを終えた時会場から溢れる


「やっと終わった」


という安堵の空気の関連性については目下のところ研究中である。
当ブログの記事を読んだ方の感想に酷似する部分がある、という報告もあるが、それについてもまだ推測の域を出ない。


さて、次回の「気ままな音楽会」は


♪11/23(祝水)
「気ままな音楽会vol.6」@気ままなキッチン

・時間:16:00start~18:00close
お店は通常通り11:00から営業しています。
・料金:入場無料。
ただし、お店の品物を何か一品ご注文下さい。
・出演:141chan/Fairway/山本優作


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