（クィーン・オブ・ディスコ）
Donna Summer（ドナ・サマー）が亡くなって早10日が過ぎようとしています。
「エッ、もう10日も経ったの？」
この10日間は追悼の意を込めてカナリ聞きまくり&観まくりました（涙）
しかし、改めて所有アルバムの整理をしてみたら、意外と持っていない事に気が付き、コレクター魂に火が付きました（笑）
「いつか必ずコンプリートしてやるぅ～」
『The Father of Disco』こと
Giorgio Moroder（ジョルジオ・モロダー）プロデュースによる70年代のカサブランカ時代の一連のヒットは、当時黒い音好きな踊り場世代のDJやダンサー達からは『ミーハー系』、『新宿系』などと揶揄されたりもしていたようですネ。
その一方では『ミュンヘン・サウンド』の女王と呼ばれ、ディスコ・ブームに乗って不動の地位を収めました。
ドナの賢かったところは積極的に曲作りにも参加し、初期の頃からクレジットに名を残すことによってシッカリと印税という収入源を確保していた事ではないでしょうか…
本日はドナの70年代のカサブランカ時代の一連のヒットの美味しいところを集めた究極のベスト盤『The Dance Collection: A Compilation of Twelve Inch Singles』を紹介します。（リリースは'87年）
トラック・リスト
1."I Feel Love"
(Promo 12" Mix)
オリジナルは77年リリース。
全米チャート6位、全米ダンス・チャート1位獲得。
「Hi-NRGの原点がココにあります。今や究極のコレクター・アイテムとなっているPatrick Cowley（パトリック・カウリー）がリミックスして82年にリリースされたバージョンも欲しいところですね！」
2."With Your Love"
(Promo 12" Mix)
ドナ主演の映画『Thank God It's Friday』（イッツ・フライデー）のサントラ収録曲。
3."Last Dance"
(12" Mix)
ドナ主演の映画『Thank God It's Friday』（イッツ・フライデー）のサントラ収録曲、78年リリース。
全米チャート3位、全米ダンス・チャート1位獲得。
「ゆったりとした前奏から、徐々にボルテージを上げ、サビでドカーンっと爆発させるお約束のパターンです（笑）」
4."MacArthur Park Suite"
(Live and More Album Version)
a."MacArthur Park"
b."One of A Kind"
c."Heaven Knows"
d."MacArthur Park" (Reprise)
a."MacArthur Park"は68年のRichard Harrisがオリジナル。
全米チャート、全米ダンス・チャート共に1位獲得。
c."Heaven Knows"はJoe "Bean" Esposito率いるBrooklyn Dreamsと共演、全米チャート4位。
「数あるドナの名曲の中で"Heaven Knows"がマスト・ナンバーです。」
5."Hot Stuff"
(12" Mix)
全米チャート、全米ダンス・チャート共に1位獲得。
「もはや説明する必要ないでしょう。
自分はもうお腹いっぱいです（笑）」
6."Walk Away"
(12" Mix)
カサブランカ・レコードからリリースされた最後のシングル。
7."Dim All the Lights"
(12" Mix)
作詞作曲をドナが手掛け、当初Rod Stewart（ロッド・スチュアート）に提供する予定だったけど、結局自分で歌っちゃいました、全米チャート2位。
8."No More Tears (Enough Is Enough)" (with Barbra Streisand)
(On the Radio Album Version)
全米チャート、全米ダンス・チャート共に1位獲得。
「二人の掛け合いが絶妙ですね！」
コレに"Bad Girl"と"On the Radio"が入ってたら完璧です（笑）
Donnaの遺してくれた楽曲は、これからもずっと聴き続けるでしょう。
ご冥福をお祈りしますR.I.P."Heaven Knows"
Forever Donna Summer ★
http://ameblo.jp/backtothedancefloor/entry-11253616528.html