継続的な努力に対して確実に応える。
改めて体は正直だと痛感しました。
病院通いを止めて筋トレを選択した、
私の決断は奏功したようです。
結果、最後までヒザ痛は再発せず、
無事に駐車所まで戻ってきました。
心の奥底からマグマのような歓喜が、
これでもかと湧き上がってきます。
「もう大丈夫だ、また山に登れる!」
本年の登り初めは1月9日でした。
向かったのは美濃市の松鞍山。
あれは忘れもしない、2019年8月、
この山がすべてのはじまりでした。
私のライフワークと位置づけている、
日本全国の一の宮の御朱印収集。
そのためには3003mの立山雄山に、
登る必要があったのです。
とはいえ、永年の不摂生によって、
緩みに緩み切ったアラフィフの体…
かくして316mと手頃な松鞍山にて、
トレーニングを開始しました。
ところが…
数歩登っては数分休憩するという、
想像を遥かに凌駕する過酷さ…
ほうほうの体で山頂にたどり着き、
いつもの習慣でタバコを一服。
一口吸っただけでもみ消したのは、
人生ではじめてのことでした…
それから時が流れ…
呼吸を乱さず松鞍山に登りながら、
しみじみと感じ入りました…
「本当に思えば遠くへ来たもんだ…」
と、遠い目で…(笑)