2016.11.29 肺への再転位が見つかる | 明日への轍

明日への轍

齢五十を過ぎて、ある日大腸がんが見つかる。
手術から回復したと思った一年後、肝臓と肺へがんが転移。
更に続くがんとの付き合いを記録します。

今日は、肝臓のH医師の久しぶりの診察であった。

同時に半年ぶりのCT検査もあったのだが、残念な結果が出た。

 

肝臓に関しては異常はなく、癌マーカーも異常なしと出たのであるが、CTで同時に撮影された画像から肺への転移が疑われるとH医師から告げられた。

一緒にCT画像を見たが、確かに左肺に以前に切除したものと同様の丸く白い腫瘍と思われるものが確認できた。また、同じ左肺の別の場所にも丸くは移っていないがやはり白い影が確認できた。

H医師はどうもこの二つが気になりますねと説明した。

自分は肝臓の専門であり肺の判断は担当の医師に任せたいとの事であった。

 

今日は、朝から何となく嫌な感じがしていた。カミさんにも朝そんな事を言っていた。

また腫瘍が見つかったら、それも仕方ないねと・・・。

虫の知らせだったのかも知れない。それが現実の事となってしまった。 

残念ではあるが。

 

まあ嬉しいことではないが、或る程度は予想した居たことでもあり、それほどショックと言う事でもなかったなと自分では思っている。むしろやっぱりかと言う感じかもしれない。

 

今週の金曜日には大腸のN医師の診断も予定されており、その際に今後の方針を考えてもらうことになりそうだ。

それに呼吸器外科の担当医師の診察も受けねばならないだろうし、検査も諸々だろう。

今からそれを考えると入院・手術は一月になってからと言うのが自分の予測である。

 

前回は肺の部分切除であったが、今回の腫瘍は左肺の真ん中ぐらいにありそう。

6月の手術と同じ左肺であり、今回は部分切除ではなくて左肺葉切除になるかと想像している。復活しない肺だから大事にしたいところではあるが、再発の可能性があるのであればそういう選択になるのかもと素人ながら考えている。

 

肺への転移が二度目だと考えると、この転移の連鎖は止まるのだろうかと心配になってしまう。今後も転移を心配しながら生きていくことになるのであろう。

結構辛いものだ。