最高の気分です。素晴らしい勝利です。


最高の気分を曇りなく楽しみたいので、このブログを見に来ている人達とブラウブリッツの関係者に謝らねばならないことがある。昨日のブログ、「Awayで弱い町田に付け入る隙はある!」と書きながらも心は「正直、勝てる気がしない」と思っていました。ごめんなさい!もちろん、今日、会場に着いてからは「絶対勝つ!」という想いでいましたよ。


2011 JFL 後期第4節

ブラウブリッツ秋田 2-1 町田ゼルビア


ブラウブリッツの選手、スタッフ、サポの皆さま、お疲れさまでした。そして、ばんざ~い!


スタメンは前山が今季初スタメンで左のウィングに。三好がアンカーに入り、川田が一列あがり、中盤の右サイドに。なかなか思い切ったね、監督。とはいえ、この時点では「大丈夫か?」と思っていた。

試合は終始町田ペース。っていうか、町田のサッカー楽しい。パスが小気味よくつながる。スペースへの飛び出しも秀逸。秋田は劣勢を強いられる。10分過ぎに川田が決定機を迎えるもシュートがジャストミートせず。直後に松田がポストとなり前山にはたいてクロスを入れる、などこの数分間は秋田のチャンスとなる。前山は22分にシュートを放つなど、「やってやる!」という気持ちが感じられるプレーを見せる。ただ、ここから完全に町田タイム。幸か不幸か、町田はパスがつながるので、最後の最後までパスで崩そうという気持ちがあったのか、シュートをあまり打たない。これは秋田にとっては助かった。なんとか守備陣が粘りを見せる。そして38分。後方からの縦パス一本。松田が抜け出して、町田ゴールへと叩きこんで先制!そのまま1-0で前半終了。


後半。町田は勝又に代えて山腰を投入。勝又が脅威だった秋田ゴール裏からすれば「なぜこのタイミングで?」という感じだった。後半立ち上がりは秋田ペース。川田の浮き球パスに比嘉が呼応して飛び出すなど、好機を作る。そして、54分。前山が左サイドを突破してクロス。このクロスを松田が頭で叩きこんで 2-0に!町田はDFを1枚減らして、FWを投入し、攻勢に出る。その途端に新里が足を攣ってタイスケへと交代。押込まれるも耐える。そしたら今度は理が倒れて交代を強いられる。吉野が投入され、そのまま左SBに。そして76分に前山もガス欠となり真行寺へと後退。この時点で3枚目のカードを切らねばならかったことは誤算だったでしょう。直後に町田は左サイドから崩して得点。1点差に迫られる。そのうえ、三好が倒れて一旦ピッチアウト。あぁ、どうなるんだ~、と思ったが。三好は無事ピッチに戻る。そこから全員で耐える。みんなフラフラになりががら、耐える。90分になり、第4審判の掲示したロスタイムに唖然。


6分


確かに何度か担架入ったけど、長すぎだろ。この時点で自分の声は限界に近付く。しかも比嘉が負傷して治療が必要となり10人での守りを強いられる。 そして長い長いロスタイムが終わって


2-1


で勝利!最高です。よくやってくれました。3試合連続完封勝利だった町田から2点も奪うなんて!


勝つとしたらこれしかない、という形での勝利でしょう。耐えて耐えて数少ないチャンスを確実に決める。もちろん試合は完全に町田が支配していて、フィギアスケートのようにやっているサッカーの芸術点採点があったら明らかに町田が上でした。けど、サッカーはゴールネットを揺らした数で評価される訳で、今日の勝利は最高です!


前山、イイネ。今日のMan of the matchは彼でしょう。前を向いていい仕事をしてくれました。久々の試合出場ということと暑さで最後はガス欠になったけど、120点の出来でしょう。


彩貴に続いて、昨シーズン新卒でそこそこ出場機会を得ていた前山がいい仕事をしてくれたのは嬉しい。三好も2年目組だね(彼は昨シーズンほとんど出場機会がなかったが)。片山、深澤、伊藤、チャンスは来る、しっかりと準備を!


まぁ、試合を通じて修正が必要な部分がまだまだ多い。けど、今日はそこら辺は触れない。まず、今日は勝利の美酒に酔う。


やっぱり勝った試合の会場の雰囲気はいいなぁ。みんながハイタッチしたり握手したり。秋田の勝利を願う人々が皆、笑顔で会場を後に出来るって素晴らしい。8月7日の讃岐戦もこんな雰囲気になるといいな。


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