続ホメオパシー
先日ちょっと触れた記事 ・・
私も娘が赤ちゃんの頃、少しだけ耳にしました
で、ざっくりまとめた見解が
「医療に頼るのは赤ちゃんにとって危険。薬もステロイドも怖いんだからレメディで対処したほうがいい！予防接種も本当は怖いんだから、そんなの受けないでレメディを（以下略）」
というものだったような気がします。
ホメオパシー協会は「医療行為を受けるなとは言ってない」と言っていますが、何も知らないときの私が知った情報がこれだから、結構危ないですね（笑）
その頃まだ赤ちゃんの事に対して無知だった私は、危うく手を出しそうになりました。
赤ちゃんのことを思って、他と違うことをしている私ってかっこいい！みたいなのもありましたし（笑）
予防接種も受けようかどうか真剣に悩みました
受けましたけど（その記事は後日・・）
私は心を癒すものとして、プラシーボ効果、あるいは心を痛めている人が精神的に癒される安定剤としての自然療法やスピリチュアルな思想、などはまぁ、良いかなと思います。
江原さんのスピリチュアル子育ての本も持ってますし（笑）
池川先生もかなりぶっとんだこと言っていると思います。
でも、そう思えば少しは心が楽になる・・というのも判ります。
経験した人にしか、判らない部分だと思うのですが、例えばＴＶで江原さんがよく死者と交信して残された人の気持ちを救う番組。
あれも結構うさんくさいだろという人多数ですよね。
でも、江原さんがそういう演出をする心理カウンセラーだと思えば腹も立ちません（笑）
「子供は親を選んで生まれてくる」というのもそうですが、
そうだったらいいな～という期待もこめて
あるいは、そう思うことでこの子が大好き！！と思える、自分の気持ちを持っていく
で、そんな、入り込んでいる自分を客観的に見ている自分がいたりして。
多分、そういう人、多いと思うのですが・・
口に出して、この子は可愛い、いいこいいこと何度も繰り返すと本当にそう思えるという心理的効果があります。
人ってかなり思い込みで心を動かせる動物だと思います。
更にいうと科学で証明できることが絶対だとも思わないし、解明されて無い不思議なことはまだまだたくさんあると思います。
ただ、それを絶対だと過信して、西洋医学を否定したり、間違った知識を広め（たとえそうは言ってないと言っても、実際に死者がでていますし）医学的根拠も無い砂糖玉を高額で売りつけるのはどうかと思うんですよね
そこまでいったら宗教の意だと思いますが・・
有名人、王室でも取り入れられている？
レメディ以外にも、常に状態を把握してくれる執事やマネージャー、医者・・きっといますよね。
イギリスやドイツで広まっているのは、医療費がむちゃくちゃ高い＆予約が取れないので代替医療としての役割です。
日本は他の国よりはるかに医療費は安いし、行こうと思えば一日で行けちゃいます。
レメディを飲んで具合が悪くなるのは好転反応だと喜ぶ前に、さっさと病院に行った方がいい気もします。
少しの風邪ならお医者さん行かなくてもレメディで治ります、というのは多分何もしなくても普通の風邪なら普通の人はすぐ治ると思いますし。
水が記憶する、というのなら水道水やミネラルウォーターの中にはいろんな情報が入っているので飲んだら大変なことになりますかね？
というようなことだと思います。
wikiより・・
希釈の度合いは、通常の科学的常識に反し、薄めれば薄めるほど効くとされる。あまりにも高度に希釈されているため原成分は1分子も残っていない可能性が高く、科学的にはそれはただの砂糖玉であるが、ホメオパス達もそれを否定していない
こんぺいとう舐めておいたらダメなんでしょうか（笑）
そんな砂糖玉で、自閉症が治る！とか、
亡くなっても「自然の原理。死ぬのは悪いことですか？」ってもはや大丈夫ですか？の領域ですが・・
エネルギー医学、民間療法・・気孔や漢方、お灸、などいろいろな民間療法があります。
またハーブ、アロマ、天然の物を使っての自然療法もあります。
ハーブやアロマ、手作り石鹸なども医薬品ではなく雑貨扱いでの販売になっていますが、私は暮らしの中にハーブもアロマも石鹸も取り入れてますし、それで病気を治そう！とかは思っていません。
手作り石鹸はかなり使い心地いいですし、化粧品もどっかのハーブ農園で買った植物の天然クリームですがいい感じです（笑）
ハーブティーを飲んだり香りで心を落ち着けたり・・も、やっている方も多いと思いますが、ハーブやアロマがあれば病気を治せる！とか予防接種受けなくてもＯＫ！っていう意識の人はいないですよね(^-^；
全く無知な人が、上記で書いたように「医薬品の代わりにレメディが有効！」という知識が自然に入ってきている。
そこが危ないのではないでしょうか。
参考までに日本ホメオパシー医学協会
wikiホメオパシー
どっちもかなりお互いを攻撃的ですので、どちらを信じるかは（wikiも書いてあること絶対じゃないし）あなた次第ですっ（笑）
大事なのは・・
多分、医療も絶対じゃない。し、西洋医学で命を落とす人だってもちろんいると思う。
医師の私欲で過剰な医療行為を行うところだってあると思います。
だからといって、自然療法に走りすぎるのも危険。
自然のものにも毒はあります。
いろんな事を鵜呑みにせず、少し立ち止まって自分で考えて、自分が納得する答えを出すこと。
少しの風邪ならなんでもかんでも医者にいかないでちょっと様子見ようかな。とか（多少の風邪で駆け込む患者で救急医療がぱんぱんになり重症患者が受けられなくなるという話もあります）
自分で少しのホームケアを学ぶ、など、医療に頼らなくてもすむこともあるでしょうし。
それが少しでもスムーズに情報収集を行えるように、どの機関も情報をわかりやすく説明してくれるといいんですけどね(^-^；
いろいろ思惑が錯誤しているので難しいですね
長々と書いた上にホメオパシーに全力つっこみしていますが、全部考えて納得した上で、おまじないとしてレメディを使っている人は全然良いと思いますよ。
人を動かすのは結局人です。
当人にとって、その人が魅力ある人であれば、その人が薦める物は信じるでしょうし・・って、あー、この思想もはや宗教じみておりますが。
そういうのは周りがどういっても聞かないでしょうし、良くも悪くも全部自己責任ですので(^-^；
危険なものはそのうち少数派になって、世間から排除されていくと思います。
これからのホメオパシーがどうなっていくのか、興味深いです。
