台湾発の基礎化粧品は何度か試した事があったけど、台湾発のオーガニックスキンケアは初の試み。
例えば、日本のオーガニックコスメと表記されていても、素材を見るとオーガニック先進国の原料を使われていたり、採集された内容の物もありますが、今回お試しさせて頂いた「Grange」は、台湾の土で育てられた無農薬・化学肥料無添加のハーブ類で作られた、正真正銘台湾オーガニックコスメです。
根、茎、葉、種、花に至るまで、全ての植物エネルギーを余す事なく抽出。100%天然由来成分から作られたスキンケアになります。酸化防止や栄養補助の為に加えているビタミンやミネラルも、アロエベラや海藻等の植物から抽出し、アルコール、防腐剤などの合成化学成分は完全無添加。
私はケミカルでもノンケミカルでもあまり気にしないタイプですが、普段からパワフル系コスメを使っていると、息抜きでナチュラルコスメが愛しくなります。食事と一緒で、脂っこいモノの後にアッサリしたモノが欲しくなる感覚。気分的なものだけど、たまに使うと肌が「ふ~」と息を吐くように癒される感じがあったり、はたまた植物が持つ力強さに「はっ!」とする事もあるのです。
Grangeはそのさじ加減が絶妙で、両方を受容出来る魅力がありました。
では、ステップごとにご紹介です。
植萃(しょくすい) モイスチャーフェイシャルソープ 乾燥肌用
95g/ 1,880円(税抜)
サボンソウ(石鹸草)を主要成分とした、界面活性剤フリーの洗顔石鹸。
薬草から抽出したフローラルウォーター、多種植物のエッセンシャルオイルをベースに、植物100%で構成された手作り石鹸になります。
もちろん形状維持の薬品も添加されていないので、保管には注意が必要とのこと。
ちょっと分かりにくい画像だけど、薄いビニールでしっかり密封されています。手作り石鹸が大好きな私は、もう、この瞬間ほころびました!
形良くカットされながらも素朴さが残る側面。ところどころ残るソーダ灰も手作り感があってツボです。柔らかく甘いフローラルトーンの香りも素敵。
わりとサックリした泡ですが、密着力はしっかり。寒い時期に石鹸を使うと乾燥をおこしやすい肌でも、さっぱりしっとり仕上がりました。
このフェイシャルソープ、脂性肌と普通肌もあるのですが、季節で使い分けてみたいかも。
植萃 モイスチャーライジング化粧水 乾燥肌用
120ml / 5,600円(税抜)
ローズゼラニウム水、ラベンダー花水をベースに、保湿性の高い天然植物の全草から抽出された成分で構成された乾燥肌用化粧水です。
成分表を見るとレチノールやビタミンEも配合されていて、オーガニックだけどアンチエイジングの悩みにも対応した心強いアイテムです。
スプレータイプのバシャバシャした化粧水でサッパリ傾向。
こちらもやっぱり香りが良い~。
バシャバシャ系だと今の季節は潤いが足りるか心配...と、思ってたけど、ちゃーんと潤いました。
アルコールを排したローションでもしっかり奥まで浸透する感じがあり、終始香りに癒されました。ハーブのシャワーを浴びてるような気持ち良さ!
植萃 モイスチャーライジング乳液
120ml / 7,200円(税抜)
肌によく馴染む植物の全草から絞り出した成分に、各種天然植物オイルを加えた保湿効果の高い乳液です。
こちらは普通肌~乾燥肌向け。
ビタミンA、C、Pが豊富なローズヒップ油、鎮静作用の高いシソ葉やアロエエキスなども配合されています。
先の長いポンプボトル。この形、使いやすくて好きです。お花のデザインも鮮やかでステキ!
成分構成にオーリブ油とあったので、こってり乳液?と思ったら、みずみずしい感触のテクスチャでした。
わりとライトではあるけど、アルコールフリーなので、しっかりとハンドプレスで押し込む手間が必要です。で、吸収された後は肌残りもなく、物足りなさもなく、柔らか~く優しい肌になります。
優しい肌って表現がちょっとおかしいけど、潤いと油分の絶妙なバランスで生まれる、ふわふわっするんっ!て感じの肌。これ、ボディにも使いたいくらい肌が気持ち良くなります。
植萃の3点で仕上げた肌は、ふっくらもっちり。全体的に保湿度が高く、しっかり潤いが残ります。
穏やかなアンチエイジング効果もしっかり味わえる上に、オーガニックの煩わしさがなくて、朝のスキンケアにも持って来いな使用感!
手を加え過ぎないナチュラルさゆえに、香りの癒しを楽しめないオーガニックもありますが、これは香りも肌も癒される醍醐味がありました。
エネルギー不足の肌が、むくむく元気になる感じ!自然のパワーって凄いです。
オーガニックになかなか踏み込めない方でも、これなら魅力を見つけられる予感。
最後までご覧頂き有難うございます!応援クリックをして頂けると励みになります^^
メイク・コスメ ブログランキングへ
にほんブログ村 |
にほんブログ村 |