ばんどうしづかやで。

ニューヨークから、おたよりです。

今回のメインイベントのひとつ、Tibet Fundのパーティに参加しました。

2011年のダライ・ラマ法王のカーラチャクラの時から、ご縁ができて以来、

ヒマラヤに行ったり、マンジュシュリ孤児院のプロジェクトをお手伝いさせて頂いて、里子ができたりと、数年に渡って深く関わらせて頂きました。

このパーティの主催は、俳優のリチャード・ギアさんです。

今日のことを、とっても嬉しそうにしてはりました。

NYのせんせいは、日本人で初めてダライ・ラマ法王を助けるために駆けつけた人であり、

この場で、美しいスピーチを皆に共有し、チベットへの40年以上にわたる貢献で、表彰を受けました。

ハリソン・フォードの娘さんも来られて、心からのメッセージを共有しました。

おとんがスターウォーズって、どんなやねん。

私は民族衣装のチュパを着て行って、チベット人からチベット人だと思われてました。

上の写真は、カーラチャクラの旅で一緒だったNew York Timesの記者のジム、

再会して盛り上がりました！！

お料理は、いま世界でもっとも有名なシェフたちが手がけた美味しい作品。

私はポン酢が食べれたことと、南部鉄瓶で淹れたお茶が嬉しかったです。

そして、

アートのオークションに初めて出ました！！

私をこの素晴らしい機会へ連れてきてくれた、色々なご縁にありがとうございました。

チャリティ文化のアメリカ、そのなかで

今回居合わせた、この空間は

Top of the worldのひとつだと思います。

そこで、見えた価値観。社会の裏。

（裏が表で、表がハリボテなんやけども）

誰もができなかったことを、人生のほとんどを捧げて世界のために成し遂げた人が

現在も、矢面に立って戦っていることの本当の理由が

「日本人だから」「女だから」ただそれだけ、という実情とか。

あの手この手で翻弄され、

世界のたった1パーセントが世界中の豊かさを搾取するというピラミッド構造、

そんな旧時代の秩序がまだまだ憚ってるの？まじですか、と思わされたりとか。

いじめるには、いじめられる役割が必要。

助けたがりには、困ってる人の存在ないと困る。

いまでもまた、本当に

「自由で豊かな世界を何が何でも望まない」声の方が、みんなの心の奥底では大きいってことですか？

だれも、困ってる人はいないのに。

救われるべき存在もないのに。

すごい業績の人って、たいがい、どうしようもないところ、あります。

世界的な偉いこと、ぎゃくに極悪な事件を起こしてしまう人、

どちらもまあ、例外なく足元にあるのは

親子関係、パートナー、兄弟姉妹のねじれ。

マザーテレサも、言うたやん。

平和つくりたいなら、家族に優しくと。

その彼女自身、何かに掻き立てられて

遠い国の、あれだけ多くの人を救わなければ、救われない闇が自分自身の中にありましたよね。

この町でする体験に意味を感じる。

ではまた

おたより書きますね

from SZ

NYだより◇大事なPARTY！