【図鑑】大接近！妖怪図鑑【妖怪・おばけ】

昨年の夏に、本屋さんでインパクトが大きすぎるこちらの図鑑を見かけつつも…お迎えする機会がなく…で、今年読みました

定価：￥ 1.500＋税

レビュー平均：

4.9（8人）

出版日：2012/06

出版社：あかね書店

作者：軽部武宏

ページ：４８

読み聞かせるなら３歳ごろ～

　大接近！妖怪図鑑　内容

物理的に妖怪に大接近した図鑑。

大きさはほぼ等身大に描かれている模様。

見開きいっぱいに描かれている妖怪もいれば、折り返し４ページ使っても入らないくらい大きな妖怪もいる。

そして１センチの妖怪まで

大きさ、出没場所、特徴、解説つき。

収録妖怪

髪きり/管狐/魍魎/雷獣/唐傘小僧/山爺/セコ/浪小僧/毛羽毛現/濡女/家鳴り/姥火/山地乳/倉ぼっこ/アマビエ/土蜘蛛/海和尚/百々目鬼/化け草履/ぬらりひょん/ワロドン/一つ目小僧（表紙・裏表紙）

　大接近！妖怪図鑑　みどころ

可愛い要素が何もない。

夜中に道端であったら失神すること間違いなしな、こわい妖怪ばかり

『倉ぼっこ』なんて白目むいているし、日中でも変な声がでるほど怖いです。

でも……解説を読むと、蔵の大切なものを火事から守ってくれる座敷童のなかまなのだとか…

怖いけれど、優しかったり、人間を助けてくれている妖怪もいるってわかると、チョット見方が変わったりして

りゅうくんには２歳７か月のときはじめて見せました

さいきんおばけが大好きで、『お・ば・け～どろどろ～』と謎のうたつきでよくおばけのマネをしているのですが

この絵本をひらいた瞬間

『きゃああああああああ』とどこかへ行ってしまわれました。

でもドアのすきまからチラっと見て、ママが絵本を閉じているのがわかると近づくところをすかさず見開きどやー

『きゃあああああああああ』

怖がっているのか、楽しんでいるのか……ママは楽しませてもらった。

かなりインパクト大ですが、妖怪に興味がでてきたお子さんにはぴったりな図鑑だと思います