日本、緊急事態発生時も「勝手に」軍を派遣して韓国に上陸しないと説明―中国メディア
Posted on 2014/09/028月31日付の韓国聯合ニュースによると、米日が「米日防衛協力のための指針(ガイドライン)」の改定を予定していることについて、日本の外務省関係者は25日、韓国メディアの取材に応じ、
「韓国人は、緊急事態が発生した時に米日両国が韓国側の同意を得ないで軍を派遣して韓国に上陸するのではと懸念しているが、そのような状況は絶対に発生しない。韓国側は懸念する必要はない」と語った。
この関係者はまた、日本が集団的自衛権を解禁する趣旨について、「日本国民の安全を確保し、国際社会の平和と安全に貢献するため。日本が他国に攻撃を発動することは絶対にない」と説明。米日同盟の強化が主な目的であり、米日の同盟関係の強化は韓国にとっても大きな助けになるとの見方を示した。
このほか、米日は「ガイドライン」の改定を年内に完成させたいとしているが、一部は日本が先に関連法律を改正しなければ改定できないことから、国会は来年初めにも関連法律の改正案を採決する見通しだと述べた。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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【朝鮮半島ウオッチ】中国パワーに激しく揺さぶられる韓国 「蜜月」の笑顔の裏で…
2014.09.01
-略-
■東アジアの戦略構図
東アジアは、この地域の成長力と脅威拡大を見据える米国と、大国化への布石を打つ中国の主戦場となった。戦略構図は、日米韓vs中朝から、日米vs中韓にシフトしている。
中国は自ら歩み寄ってくる韓国という格好の同伴者を得た。習近平氏は韓国を称して「親戚(しんせき)の国」と呼んだ。
韓国はかつては中国に朝貢し、主従の関係にあった。朝鮮戦争で両国は銃口を向け合い、激しく戦った。
しかし、お互い「過去」は問わずに反日で共闘するのだ。
これを韓国の外交専門家は「韓国が北東アジアの地政学ゲームのバランスを左右する重要なプレーヤーになったため」と分析する。
「中韓蜜月」の笑顔の裏には、ナショナリズムを操る巧妙な中国外交が動いている。韓国にも中国外交を「韓国を日米から引き離そうとする意図がみえる」との冷静な分析も散見されるが、主流の機会論にかき消されてしまっている。
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