現代社会は、ストレスが多い社会です。
どのような職業に就いていても専業主婦であっても、小学生までにストレスはあるとされています。
看護師の場合には、職場環境を考えると過酷であることが見えてきます。
まず夜勤があることや患者さんの急変などで勤務が不規則になり、睡眠や食事も充分にとることが難しくなります。
そして、患者さんという病んでいる人を相手にしていることで容態が急変することもあれば、死に直面することもあります。
暴言を吐かれることもあれば理不尽な要求もあり、些細なことでクレームをつけられることもあり、これだけでも看護師のストレスは相当なものになるでしょう。
≫看護師のストレス
さらに患者さんへの対応をめぐって医師と意見が合わない、上司や同僚との人間関係がうまくいかない、組織によるしばりがある、家族との生活のずれに悩むなどといったように、考えればきりがないほどです。
看護師になると決めたからにはある程度の覚悟はできていたはずですが、現実はもっと厳しかったと感じている人も多いでしょう。
しかしながら、そういった中で良い上司に恵まれていることによって、風通しの良い職場環境ができているという場合もあります。
スタッフ同士にお互いを思いやる気持ちがあれば余裕も生まれ、協力し合ってストレスを少しでも達成感に変えていくことは可能です。
そのためには自分一人ががんばるのではなく、職場全体で改善していく努力をする必要があります。