医療における薬剤師の存在価値とは何なのか?
薬を作って渡すだけなら、ほとんど機械がしてくれます。
人間がするより、早いし間違いが少ない。
数十年、薬剤師がやっていた「調剤」という作業は
どんどん機械に代わっていくでしょう。
と…なると、薬剤師のシゴトはしっかりお薬の説明をする事?
でも、コレもWeb情報で管理できるようになります。
では、薬剤師のシゴトって何なのか?
僕の中での結論は、「昔のくすり屋さん」に戻る事だと思いました。
地域の中で
ちょっとした健康に関する相談ができる場所であり
ちょっとした病気や怪我のアドバイスできる場所であり
より生活に密着した情報を届ける場所であると。
ただ、今はWebのインフラが整っているので
「地域のくすり屋さん」だけに留まらず
web上でも医療や健康の情報を発信できる「専門家」
であると。
特に、Web上では、医療や健康にかんする様々な情報が氾濫しています。
僕の講座のママさんたちも「どれが本当か分らない」と言います。
そこで、正しい医療の知識と持ちながら
生活者目線で変わりやすい形の情報を発信していく「ヒト」
それが、これからの薬剤師のシゴトの一つだと思うのです。