こんにちは。 横浜の元教員婚活カウンセラー 石塚あかりです。
※昨年の記事を再構成しました。
さて、お見合いパーティーで会った外資系イケメン営業マン(36)Aさんとデートです。
当時は愛知県に住んでいたので、名古屋駅のミッドランドスクエアでランチにしました。
デートはおしゃれなお店に限りますね。
「お店=その人」の印象になります。
たとえ不発でも、おいしいものが食べられたらそれで満足。
Aさんは20代の頃から何度も何年も海外駐在経験があり、そのため独身できてしまったとのことでした。
さすが営業マン。
豊富な話題を提供してくださり、海外生活のことや仕事のことや世の中のニュースなど、さまざまな話題で盛り上がりました。
ですが。。。
会話が続く=盛り上がったとは言わないんですよね^^;
彼が放ってきたTPPもPKOなどの小難しい話題も、ポンポン拾って打ち返す。
「馬鹿な女」と思われないよう、自分の意見を言う。
それが、彼にとってふさわしい女だと、興味を持ってもらえる自己アピールだと思ったのです。
知的な議論としては楽しかったかもしれません。
でも”癒しのない会話”をしてしまい、女として興味を持たれることはありませんでした。
コーヒーが出てくるころには、彼が
「あかりさんは頭がいいから、きっと高学歴やエリート男性が似合うね」
ともはや他人事。
いえっ、あなたがいいんですと心で泣きました(笑)
残念ながら、わたしのことは興味なさそう。
自分のことが好きかどうかは犬でもわかる。
他の人とカップルになってたしね~。
と感じましたが、自分の恋愛力がなさすぎでした。
何を話そうかに集中しすぎて、謎の自己アピールに徹してしまったせいです。
次のお誘いもなく、食事を終わりました。
そして、お会計のシーンで。
私はまた失敗をやってしまいます。
彼が「今日はいいよ」と言っているところに、
「いえっ!払いますから!」と1,000円札を出して渡す。
自分から連絡先を渡したし、自分から誘ったようなものだし、そのうえごちそうになるなんて「相手に申し訳ない」という気持ちがあったんですね。
男がカッコつけようとしているところをへし折る。
こんなことやってるから私はダメだったんですよね^^;
案の定、Aさんとはその日お礼メールをしてそれっきりでした。
ナイスガイでとてもいい人でしたけれど、37歳、自分に気のない人を振り向かせるほど時間も労力もない。
もう、追いかける恋をしている時期じゃない。
でも、それほど落ち込みませんでした。
なぜなら、次の人が待っているから。
初回婚活パーティーで○をつけてくれた二人のうち、もう一人の方からも、デートのお誘いがあったのです。
1回お見合いパーティーに行っただけで、結構忙しくなるんだなあと思いました。
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当時の私の致命傷はと言えば、
「自分に全く恋愛力がない」ことに気づかず、「相性が悪いんだな、ハイ次行ってみよう」と
婚活の予定だけはぎっしり詰めていたことです。
この後、何度も同じことを繰り返し、ようやく自分に原因があると気づき恋愛心理を猛勉強し、「あること」に気づき、結婚できることになります。
が、それは長い時間と、うんと痛い目を見た後のことです。
(つづく)
最後までお読みいただきありがとうございました。
本気で結婚したい人のための結婚相談所 婚活サロン ブーケトス
横浜の婚活カウンセラーの石塚 あかりでした。 CLASSY.2017年7月号に掲載されました。