最上稲荷

 

 毎年初詣などでは相当数の参拝客を集める最上稲荷

日本三大稲荷とも呼ばれているようです。

もう 忘れるくらい前の記憶ですが 当時の参道と比べ相当寂しい印象でした。

失礼ながら、参道脇のお土産店も開いているのか辞めたのかもわからない。

店は開けているけど電灯は消されている。

置かれている商品も昭和初期そのもの?かも・・・

時代の流れって残酷ですね。このままだと近い将来どうなるのだろう。

その一方稲荷神社の方は超大型の賽銭箱に見られるように商魂も

逞しそう。

決して悪口を言うつもりもありませんが 何か対策は欲しいものです。

さてこの最上稲荷、お寺とも神社ともいえる複雑な?位置づけのようです。

正式名称は『最上稲荷妙教寺』お寺でありながら立派な鳥居で迎えてくれる。

神仏習合時代の名残だとか。

参拝時に柏手を打つ人、ただ単に合掌だけする人、様々でした。

どちらが正解だろうか。

初詣時には金毘羅宮以上ともいえる参拝客を集めながらも

この参道の悲惨な姿は何に起因するのだろうか。

 

MEMO:最上稲荷

所在地:岡山県岡山市北区高松稲荷712

訪問日:2024年4月14日

ジャンボパーキング参道口駐車場 1回\300

駐車場から本殿迄≒800M 緩く幅の狭い上り坂が続きます

 

備中国分寺の五重塔

 

 丸亀市でレンゲの花が咲いているというニュースに感化され

期待しながら数年ぶりに備中国分寺のレンゲ畑へとやって来ました。

が、が、が 桜と同様に今年は遅いのか

以前眺めた光景とは全く違って 広々とした草原(笑)でした。

残念・・・

とはいうものの このエリアの遠景は素晴らしい。

田園地帯にそびえ立つ五重塔は自分の中ではあまり見かけない光景です。

駐車場に車を停め 緩いスロープを上がっていくと

やや小高いエリアにそれは建っています。

なにか制限でも なされているのか 広々感は昔のままですね。

犬の散歩をする人、軽くウォーキングをする人、座り込んで写生をする人

様々に楽しまれているようでした。

良いお天気に恵まれたものの お目当てのレンゲ畑は臨めませんでした。

そこで、急遽予定を変えて最近オープンした旬彩市場なる産直へと向かいました。

劇混み・・でした。

 

MEMO:備中国分寺

所在地:岡山県総社市上林1496

吉備路風土記の丘県営南駐車場(無料)

旬彩広場晴れのち晴れ JA晴れの国岡山県(農畜産物直売所)

※レンゲのイベントは毎年4月29日とのことでした

熊谷寺仁王門の桜

 

 四国霊場第8番熊谷寺、普段近づくことが少ない仁王門付近

この時期だけは別格です。

一昔前は正門と位置づけられていたはずですが

駐車場の整備や新たな道路建設に伴って少し縁遠い存在に

なっているようです。

私も何年か前まではその存在に気付くことなく何度も素通りしていました。

今回初めてベストなシーズンにお目にかかれたこの仁王門。

歩き遍路の時代には当然のようにこの桜並木のトンネルをくぐって

参拝されたと想像されます。

今シーズンはあと僅かですが、四国八十八カ所霊場の参拝など

予定されている方は是非一度仁王門をくぐってのお詣りを

検討してみて下さい。

駐車場からは200~300Mほど歩くことになりますが

違った味わいが感じられます。

 

MEMO:四国八十八カ所霊場 第八番札所熊谷寺

訪問日:2024年4月6日
所在地:徳島県阿波市土成町土成前田185

 

旧池川町・土居川の親水公園

 

 旧池川町が仁淀川町に変わってから(2005年に合併して誕生)

早20年近くになりました。

 池川町、吾川村、仁淀村の3町村の合併です。

若かりし頃宿泊した旅館も懐かしく思い出されます。

今も健在で旧役場付近にありました。

その昔、このエリアは楮の産地であることから製紙が盛んだったと聞きました。

また、銅山絡みの産業や林業でも栄えていたそうです。

画像はありませんが川に沿って建ち並ぶ

3階建て以上の建物(地下1階地上2階等)

限られた敷地に合わせるように建っています。

窮屈そうにも見えるこの景色、エリア独自のものだと思います。

そんな街ですが 昔と変わらないのはこの桜並木の風景でしょう。

透明感のある川の流れと風情のあるレトロな街並み、そして今の時期ゆえの

桜並木、ひと味違った花見となりました。

 

いけがわ439交流館脇親水公園付近

 

 

MEMO:高知県吾川郡仁淀川町北浦 

土居川は仁淀川の支流です。

訪問日:2024年3月30日

ひょうたん桜公園

 

 過去何度か訪れているこの公園

満開の時期に訪れるのは久しぶりです。

以前あった芝桜もイノシシの被害でほぼ無くなっていました。残念!

急な斜面でもイノシシも出るんですね。

数年ぶりでしたが以前と違うのは訪れる人の多さ。マニアックな人たち

だけのものでは無くなっていました。

この日は黄砂が酷くて少々がっくりでしたが

それでも鳥のさえずり、菜の花の香り・・・

色々な面から春を感じさせてもらえました。

樹齢500年とも言われるこの桜

幹回り6M、樹高21Mと言われています。

こういったエリアでは当たり前のことですが

現地へ着くまでの狭隘道路、離合困難はつきものです。

現在は公園南側の仁淀川町役場脇から北上し

池川町方向へ抜ける一方通行の協力を求めているようです。

最近よく見かける外国人、ここでも現地就労者らしき方々ですが

大勢見かけました。日本の春を楽しんでいるようです。

エキゾチックでめちゃ明るい(笑)。

きっと日本の素敵な思い出になることでしょう。

 

MEMO:高知県吾川郡仁淀川町桜994  ひょうたん桜公園

南から北向きの一方通行(仁淀川町役場付近から入る)

訪問日:2024年3月30日

桂浜

 久しぶりの太平洋。広いっ!

大きめの穏やかな波が押し寄せていました。

小さな岩礁がいくつかあるだけで 何もありません。

瀬戸内とは全く違った面持ちです。

丸みを帯びた水平線、太平洋らしき海の色。絵になりますねぇ。

沖ゆく船の動きも違って見えます。

何年振りかの記憶は定かではありませんが、駐車場付近や

土産物売り場の建物などは大きく様変わりして、今風のお店に

変貌を遂げていました。

今回は立ち寄れませんでしたが、浜辺脇にある小さな水族館も

違った見せ方が人気で盛況なようです。

ここでも何人かの外国人観光客が。

ローカルなエリアでも今では外国人の存在は無視できないようです。

周囲の状況は変わっても 浜辺や海は坂本龍馬の時代のまま

なのかもしれません。

のんびりと海を眺めた 暖かい一日でした。もう春ですね。

 

MEMO:桂浜

所在地:高知市浦戸

訪問日:2024年3月16日

荒れた瀬戸内海

 

 春分の日の昨日、珍しく波の高い一日でした。

朝からマリンライナーは止まるし フェリーも小型なものは全て運休。

そんな日の午後 運動不足解消の散歩を兼ねてサンポート高松へ。

海はまさに太平洋・・・

年に2,3回しか見られないであろう荒波でした。

この日の市内での瞬間最大風速も19M超え。

山口県では貨物船が転覆したという不幸なニュースも聞こえてきました。

少し和らいできた午後のひと時でしたが

さすがに散歩する人の姿も見えず。

少し歩けば寒さが頬に浸み込むほどの厳しさを感じました。

岸壁からは10M以上離れての散策も

20分ほどで寒さ強風に負けてリタイア。

真冬に逆戻りの一日でした。

 

MEMO:サンポート高松港

訪問日:2024年3月20日 14:30頃

 

伊弉諾神社(いざなぎじんじゃ)

 

 淡路市多賀にあるこの神社

日本書紀の冒頭『国生み神話』に出てくる伊弉諾(いざなぎ)伊弉冉(いざなみ)

の2柱をお祀りする神社で、日本書紀、古事記に記載がある中では

もっとも古い神社だそうです。

人気の少ない場面で撮影しましたが これでも駐車場は満車、人気の程が

覗えます。

なぜこのローカルな地にこういった立派な神社が建立されたのか。更には

陽の道しるべと言われるモニュメントによれば

伊弉諾神社を中心に、東西南北に計ったように

縁のある神社が配列されているそうです。

社殿脇にある夫婦クス、根回り12M余り、樹高は30Mほどもあるようで

県指定の文化財だということです。

広い境内にあっても存在感を誇示しています。

樹齢900年とも言われる重みでしょうか。

この地もかつては名東県と呼ばれた(香川と共に今の徳島県の一部だった)

こともあり淡路の地名も阿波路と書かれていたこともあったようです。

兵庫県→名東県→兵庫県と目まぐるしく変わったことも日々と共に

忘れられようとしています。

 

 ちなみに香川県は

香川県→名東県→香川県→愛媛県→香川県と目まぐるしく

変わりました。名東県、愛媛県時代には特に予算面で不利益を

被ったようだと聞きました。

 

MEMO:伊弉諾神社

所在地:兵庫県淡路市多賀740

訪問日:2024年3月10日

うずしおクルーズ  福良港

 

 昨日の日曜日、久々の快晴でした。しかも大潮。

と言うことで鳴門の渦潮観潮へと出かけました」。

今回は淡路島の福良港から出港の『咸臨丸』に乗船。

いつも利用する鳴門側の観潮船より少し長めの航海で しかも船も

大きめです。

やはり本州側からの観光客が多いせいか色々とクルーズ以外の工夫も

されているようでした。その一つ 出港時の放水です。

例えば 鳴門側からの船だと 小型船での観潮に徹している

という印象でした。港からの距離も近いので短時間です。

福良港には道の駅やマルシェ それに今は工事中ですが

人形浄瑠璃の施設。賑わいを感じます。

この日も中国系の観光客が団体で詰めかけていました。

賑やか(笑)です。

潮巡も良かったのでしょう。海峡付近の水面は段差になるほどの

急流で流れていました。

丁度大鳴門峡が架かる辺りが一番の急流のようでした。

巻いては消え巻いては消える不思議な光景です。

そこそこの大きさの船でしたが 急流付近で進路を変えると

思わず踏ん張るほど船も傾きます。

鳴門側から乗船された船が近づいてきました。

今日の乗り心地はどうなのでしょうか。

渦そのものを感じるには小型船の方が刺激的なのかもしれません。

流れの早い時間帯では潮の流れは時速20㎞にもなるそうです。

そしてほどなく橋げたの下を通過。

マストの先端がギリギリのようにも見えました。

青い空と碧い海 デッキは少し寒かったけど

眺めは最高の一日でした。

 

MEMO:うずしおクルーズ(淡路島・福良港から)

11:30出航 所要時間60分 料金¥2500

空きがあれば当日乗船可能

訪問日:2024年 3月 10日

 

高松空港と菜の花

 

 曇天の合間の晴れの時間、ちょっと覗いてみました。

最近、何かと話題の多い高松空港、来月末からは台湾第二の都市台中との

定期チャーター便の開設も決まったそうです。

状況を見ながらの判断になるようですが、夏ごろからは本格的な定期路線に

持ち込みたい意向のようです。

ここから眺める屋島 いいでしょう。見通しが良い時には

瀬戸大橋の主塔も眺められます。

この日は珍しく西から東向きへと離陸して行きました。

同じ時刻にJALとANAの離陸がある。

どういうダイヤ編成なのか。ちょいと理解に苦しみます。

5分ほどの差であっという間に東の空へと上がっていきました。

滑走路南東方面に植栽された菜の花畑。ほんのりと匂っていました。

現在4路線の海外航路を持つ高松空港ですが、3月末から台中への定期チャーター便

の運行も始まることが決まったそうです。

今後も東南アジアの数か国との航路開設を目指しているようです。

空港施設が充実しているのか 順調に路線数を増やしているようです。

四国で唯一の内陸部空港、滑走路の幅が60Mあること など

有利な点を活用して更なる充実が期待されます。

空港東に目をやれば一面の菜の花畑。

しばし乗っていない航空機ですが、機内から見るとどんな景色に写るのか

気になるところです。

 

MEMO:高松空港 滑走路2500M×60M

海外定期航路

 韓国・仁川  香港  上海(現在運休・間もなく再開) 台北

台中(3月末~チャーター便でスタート)