KAGEROU読了 文学界の黒歴史に残る作品 | SEの不条理な日常 ~Revenge~

KAGEROU読了 文学界の黒歴史に残る作品

例のKAGEROU読みました

1時間程で読み切れました

面白いので、一気に読めたのではなく、

内容が薄っぺらいのであっという間に終わったというのが現状

文字がデカく、無駄に白紙が入るので内容が少ない

過去読んだ作品で、これ程読了感が全くない作品も稀有です

そういう意味では大賞級ですね(笑)


以下感想ですが、ネタバレ及び酷評ばかりなので注意


話の概要を言えば、違法臓器売買の話

内容は典型的な臓器移植ものの話で、

移植した場合に、心が残るのかとか、

移植先は誰になるのかという問題がでてきます

話的にこれ以上でもそれ以下でもない

命の重み云々と言っていましたが、正直この作品からは全く受け取れませんでした


ヒロインの格付けであるはずの、アカネがびっくりする位物語に絡んでおらず、

自殺未遂の40歳の主人公ヤスオと、違法臓器売買人のキョウヤの2人のやり取りの話といっても

過言では無いでしょうね


そして、とにかく、色々伏線を張っているのにもかかわらず、すべて無駄に終わっている作品


違法に臓器を提供する為、途中で死ぬ事を偽装し、

病院を抜け出す際に、同級生に見つかりそうになったので、

この同級生がもっと絡んでくるのかなと思ったのに、全く出てこず肩すかし

また、主人公が自殺しようとしたときに最初に出てきた女性が、再度出てきますが、

これもあっさりと終わります


話が膨らむんじゃないかと思っていたのに、あっさりと終了

物語にあるはずの起伏も無く、盛り上がりに欠けています

さながら、サビが無く一本調子で終わる曲を聴いたような感覚

これで1,400円は間違いなく高い

正直半額でも高いレベル、アマゾンの評価2つ星は甘い位です

これで60万部も売れるとは・・・世も末ですね

間違いなく本棚に入れて保存する本では無いので、

来月にはブックオフで100円で山積みになる気がします


しかしこの作品の受賞はあからさまに出来レースだった事を改めて認識しましたね

命をテーマにするには人生経験が足りないし、文章力も不足してます

もっと挫折や、絶望等を経験しない事には到底無理かな・・・

水嶋ヒロは俳優の方が明らかに向いていますので、そちらに専念して欲しいですね


KAGEROU/齋藤 智裕
¥1,470
Amazon.co.jp



応援クリックお願い致します
 ↓↓↓↓↓↓↓
blogranking