さ、続いてNHK総合で放送のあった浦和vs柏のゲーム


こちらの結果は1-0(前半1-0)でレッズが勝利


決勝点はちょっともったいなかったですね


前半36分、レイソルMFジョルジ・ワグネルのミスに乗じてFWデスポトビッチがしっかりと押し込んだ


これでレッズは今季初勝利、レイソルの今季初勝利は次のゲーム以降にお預けとなりました


では、ここでも、今日のゲームの印象を書いていきます


【浦和レッズ】

前節は因縁の戦いに敗れたレッズでしたが、ペドロヴィッチ監督のサッカーは意外と浸透していました

ただ、これはスタメンを入れ替えたことが上手く転んだのかもしれませんね

特に、開幕戦はボランチに入っていたMF柏木を今節はシャドーで起用

これが、かなりの躍動感を生んでいたように思います

さらに、本職のボランチに入ったMF阿部も本来の実力を発揮していましたし、リベロの位置に入ったDF永田も状況を見てオーバーラップを見せるなど、監督がやりたいサッカーを徐々に体現出来ているように思いました

もちろん、左ストッパーに入った攻撃力が持ち味のDF槙野もカットインからのシュートを見せていましたし、両サイドの選手もかなり高い位置にポディションを取れていましたから、今日のゲームに関して言えばかなり評価できると思います

もちろん、課題はあります

後半開始直後に攻め込まれた時にはあまり上手くボールをつなげていませんでしたね

まぁ、はっきりとクリアするという意志がチーム全体に浸透していたようなので特に問題ではないですが…

今後は、攻め込まれていても、ボールを落ち着かせて遅攻・速攻を使い分けられるようになると、さらに上位進出の可能性は見えてきそう

加えて、控えにいるFW田中・FWポポ、怪我で離脱しているMFマルシオ・リシャルデスらがフィットし、選手層が厚くなるかどうかも大きなポイントになりそうです

それから、気付いたことですが、そもそも円陣を組んでいる雰囲気が去年とは全く違いましたね

サッカーを楽しむ、っていう原点に還っているようなので、今年のレッズはやはり期待できるかも…



【柏レイソル】

さぁ、一方でレイソルは開幕早々課題山積ですね

ACL初戦、開幕戦と連続で3失点した守備はやや立て直しに成功しましたが、ミスから失点

若干王者のおごりがあったんじゃないかなぁなんて、思わせるようなシーンでもありました

さらに、3試合目にして今季初の無得点

もちろん、相手のビッグセーブに阻まれた部分もありましたが、あとの原因は明確

攻撃の核となるMFレアンドロ・ドミンゲス、MFジョルジ・ワグネル、さらにクロスを配給するDF酒井がかなり抑え込まれていましたね

酒井に関しては、U-23代表戦後ということで、コンディション面での問題も若干あったのでしょうか、クロスの精度をかなり欠いていましたね

今後も、相手はかなり研究してくるので、この辺の選手が抑え込まれることはあるでしょうから、どこまで相手のマークを外すことができるのかが課題でしょう

ただ、新戦力に関しては、それなりにフィットしているような感じでした

FWリカルド・ロボに関しては、もう数試合スタメン出場してますし、実力は折り紙つき

DF那須は今日が初のスタメンでしたが、失点シーンには絡んでませんでしたし、それ以外は無難に相手を抑えていましたから、初戦にしてみれば及第点といったところでしょう

さて、問題はこれからです

ACLとリーグ戦、二足の草鞋をはくわけですから、今まで以上にターンオーバーなどを用いて選手のコンディションを維持しつつ、チームとして機能させていかなければなりませんね

もちろん、この段階で優勝戦線に残れない、という結論を出すのは早計ですが、早く立て直さないと…取り返しのつかないことになってしまうかもしれませんね


って感じで、2試合目の感想もこんな感じです


今日はこの後、FC東京とグランパスという面白いカードもあります


残念ながらこれは観戦できないとは思いますが…


いずれにしても、今季のJ1はかなり混戦だと思いますよ