あの映画のセリフを極めてやる!

◆Story of “Enchanted”◆

幸福なアニメの世界アンダレーシアに住むジゼル姫はエドワード王子と出合ってその日のうちに婚約する。

結婚式の日、ジゼルは王子の継母である悪の魔女ナリッサに騙されてジゼル姫を世にも恐ろしい世界「永遠の幸せなど存在しない世界」現代都市のニューヨークに追放してしまう。

ジゼルの優雅でマイペースなお姫様キャラは当然大都会ニューヨークでは浮きまくり・・。

頼りになるのはハトやネズミ達だけ・・。

路頭に迷ったジゼル姫はバツイチ・子持ちの弁護士ロバートと娘のモーガンに助けられる。

現実主義のロバートはジゼル姫の言動に困惑するが、天真爛漫な彼女の人柄に触れ、次第に家族のように打ち解けてゆく。

一方、エドワード王子と勇敢なリスのピップはジゼル姫を救い出すため現実の世界へ駆けつけるが、女王の手先ナサニエルの妨害によってなかなかジゼル姫を見つけることができない。

やがてジゼル姫は現実の世界での恋愛の仕方と魔法の国での”永遠の愛”との違いを知り、また次第にロバートに惹かれつつある自分に気づき、戸惑いを隠せなくなってゆく。はたしてジゼルは魔女の呪いを解き、元の世界にもどれるのだろうか?


◆One point English from “Enchanted”◆

Robert : I just want her to be strong,you know?

To be able to face the world for what it is. That’s why I don’t encourage the fairy tales.

I don’t want to set her up to belive in this”dream come ture”nonsense.

あの子にはもっと強くなって欲しいんだ。現実の世界に立ち向かえるように。だからおとぎ話なんて聞かせない。あの子には”夢はかなう”なんてたわごとは信じてほしくない。

Giselle : But dream do come ture. And maybe something wonderful will happen.

でも夢は本当に叶うわ。とても素晴らしい事がいつか起きるのよ。

ロバートがジゼルに自分の娘、モーガンについて語っているシーンです。

ロバートの言ってる事にも理解できますが、子供には「夢はいつかきっと叶うよ」と希望をもたせる言葉をかけてあげたいですよね☆

ジゼルが言った

Dream do come ture

ですが動詞の”come”の前に”do”があります。

これは動詞の前に”do”を置くことによって、その単語を強調することができます。

例えば

◆I do like sushi. (私は寿司がとっても好き)

◆She dose want to go study abroad.(彼女はすごく留学したがっている)

また、このお話の始まりは“Once upone a time….”(昔むかし…)と「日本むかし話」のはじまりと同じフレーズから始まり、”They all lived happily ever after”(みんなはいつまでも幸せに暮らしました)というフレーズで終わっています。

日本の昔話同様に、海外の絵本にもよくこのフレーズを目にします!

ディズニー映画には珍しく、予測不可能なエンディングに最後まで目が話せない映画です☆

Ayla


あの映画のセリフを極めてやる!


これは映画好きの方には是非、見ていただきたいお薦めの映画です。

好きな映画の俳優と恋をするロマンティックなお話です。

◆Story of “The purplr Rose of Cairo”◆

大恐慌中のアメリカでろくに仕事もせずに、ダイスやカードゲームにあけくれ 暴力まで振るう夫の為に、ウェイトレスとして働くセシリアの唯一の楽しみは 劇場で映画を見ることでした。

そして上映中の「カイロの紫のバラ」にはすでに5回も通っています。

ある日、家に帰るとそこには女性と遊ぶ夫がおり、とうとう愛想を尽かし荷物を まとめて出て行きますが、行くあてもないセシリアは映画館に来ていました。 すると映画の登場人物トムが突然セシリアに話しかけてきます。 「君、5回も見に来てるね! 君と話がしたい!」 そしてトムはスクリーンから飛び出し、セシリアの手をひいて駆け出します。

◆One point English“The purplr Rose of Cairo”◆

主人公のセシリアとその姉がウェイトレスとして働いている場面でカウンターの中で とっても忙しそうなのに、映画の話になると止まりません。 グチを言いながら指示をするボスに向い

I can handle it !

私に任せてください・自分でちゃんと出来ます

handle はハンドル、取っ手などは日本語にもなっていますが ここでは他動詞の

対処する・処理する

という意味です。

「Do 」 よりも少し手こずりそうですが、「なんとかしますよ!」 といったニュアンスです。

例えばこんなふうに使います。

◎Don’t worry, I can handle everything.

心配しないで。全部解決するから。

◎Can you handle this?

これって何とかしてもらえるかしら?

◎I can’t handle her!

彼女は私の手に負えないわ!

少し面倒なことを頼まれた時、お願いしたい時などに使ってみてくださいね!



あの映画のセリフを極めてやる!

「スターダスト」"Stardust(2007)" 日本ではそれほど知名度は高くないでしょうか?

もともとは大人のためのファンタジーを描くというアメリカの人気作家、

ニール・ゲイマンの同タイトル原作本を映画化したものです。

そらから落ちてきた流れ星役にクレア・デーンズ、どうしても永遠の若さを手に入れたい魔女役にミシェル・ファイファー、お茶目な空飛ぶ海賊役にロバート・デ・ニーロと共演陣も超豪華。ファンタジーなのに、登場人物のそれぞれの葛藤や恋、見知らぬ世界へのチャレンジ、生き方などなど、現実的に考えさせられるちょっと哲学的な奥の深い作品です。さえない主人公の少年が冒険を経て素敵に成長していくところもみどころ!

◆Story of “Stardust”◆

さえない男の子、トリスタンの住む村には外の世界とを隔てる「壁」があり、それを超えることは禁止されていました。

ある日壁の向こうに流れ星が落ちていくのを見つけたトリスタンは想いを寄せる女の子にプレゼントしようと壁の外へついに出て行きました。そこは魔法の国ストームホールドと呼ばれるところでした。

そこで出会ったのはルビーのペンダントをつけたイヴェインという女の子。

彼女こそ、空から落ちた流れ星だったのです!

村につれて帰ろうとしますが、ストームホールドでは王様が死に、7人の息子たちによって王位争いが始まっており、王位を継ぐものが持つとされるルビーのペンダントがイヴェインの元にあると知った息子たちがイヴェインの追跡を開始。

また、永遠の若さを手に入れようとたくらむ魔女が必要なもの・・流れ星の心臓!を手に入れるために魔女もイヴェインを追跡。完全に巻き込まれたトリスタンの冒険が始まります。

◆One point English from “Stardust”◆

Yvaine: "You know it's funny. I used to watch people having adventures.I envied them."

イヴェイン: 「ねぇ、おかしいわよね。ずっと冒険する人たちを見ていたのに。うらやましいと思っていたのに。」

トリスタンと冒険をするはめになった落ちてきた流れ星、イヴェインの台詞。

ずっとそらから旅をしている人たちをみてうらやましく思っていたのに、

今は自分がしているなんて!

という心境です。

ここで言うit's funny.という表現。

funnyというと私たちが習ったのは「funny=おもしろい」ですが、

funnyには単純に笑えるような面白いという意味だけではなく

strange「おかしい、変わった」というニュアンスが含まれることがあります。上のイヴェインの台詞だと、ずっとうらやましいと思って見ていたことを今自分がしているなんて、なんだか不思議だわ、という感じになります。言葉の微妙なニュアンスに柔軟になると映画の登場人物の心境もよりわかって面白いですね!!

◆useful words◆

used to ~ 「かつて~していた} envy「うらやましく思う」

Katy


あの映画のセリフを極めてやる!

The trailer for the Adjustment Bureau looks like a Thriller cut from the same cloth as Minority Report or the Matrix. The cleverly cut advertisement sequences seem to set the stage for lots of running, hiding ,explosions and firepower all of it set to a backdrop of one man's defiance of control, and perhaps a side exploration of the age old question of free-will.

アジャストメントの予告編を見ると、スリラー映画のようで、マイノリティリポートやマトリックスにとても似ているんだ。走ったり、隠れたりしているシーン、爆発や銃撃シーンなど、巧みに繋げてられいるシーンは、操作から身を守ろうとしている一人の男の状況、そして昔からある自由な意思の探求も表していることがわかる。

This Trailer is a little misleading. There is a lot of running, and some hiding, and maybe one explosion, and like the Matrix this movie does feature one man against a Mysterious Powerful Organization(staffed by Frank Sinatra look alikes, who wear Fedora's and carry funny Notebooks), but a few minutes into the movie and I already knew who the Bad Guys were and more importantly I wasn't worried about them at all, actually they seemed kinda nice. So if this movie looks like an action thriller but isn't, then what is it? Hmm, hard question to answer. Maybe I should just tell you about it and you can decide.

でもこの予告編は僕たちを少し誤解させるんだ。走ったり隠れたりするシーンは確かにあるし、1回くらい爆発もあるし、マトリックスのように一人の男が、謎の大きな力をもった組織(Fedoraのハットをかぶり、へんてこなノートを持っているフランクシナトラによく似た人が仕切ってるんだけど)に立ち向かうという話が中心にはなっているんだけど、見始めて数分後には、その悪そうな男達が何者なのか想像できてしまい、そしてもっと問題なのは、全くそのことを心配させないこと。だって彼らはそんなに悪い奴らには見えなかったから。じゃあ、一見アクションスリラーに見えてそうじゃないこの映画は、いったいなんなんだ?うむ、難しい問題だ。だから、僕はこの映画について書くけど、その答えはみんなが決めてくれればいいかなって思う。

The Movie's main character is an up and coming young politician who's career hits a roadblock when embarrassing photos of him become public. At precisely that moment he meets and falls in love with Emily Blunt. Little does he realize the super secret 1950esque Bad Guys do not want this relationship to happen(For reasons which are eventually explained).

この映画の主人公は新進気鋭の政治家。みっともない写真が世に出て出世の上で障害もあった人物。彼はエミリーブラントと出会い、恋に落ちる。1950年代風の超秘密組織の悪い奴らはその関係をうまく行かせまいとしているが、彼が知る由もない(その理由は後に明かされる)。

He soon meets these unusual bad guys who turn out to be more like Government Bureaucrats then the edgy tough guys you expected. These Bad Guys work for a secret organization called the Adjustment Bureau which is headed by an even more mysterious King Pin known as the Chairman. This Chairman is the author of a plan, which turns out to be a plan of each human's life course. Everybody must stick to the plan, and if they don't the nice agents try to push them back into line or readjust them.

そして彼は、誰もがはじめに想像するであろういかつい強い男というよりも、政府の官僚のような、そして少し変わった雰囲気の男達と出会う。この男達は<運命調整局>という秘密組織の一員であり、その組織もさらに怪しげな会長キング・ピンが取りまとめている。この会長こそがそれぞれの人間の人生設計と後に明らかになるこの計画の設計者だった。誰もがこの計画の沿わなければならず、もし従わなければこの人のよさそうな組織がまたその計画通りに無理矢理戻そうとする、再調整しようとする。

The movie gets pretty predictable after this, of course the plan does not include Mr.Damon's new romance and so he is instructed to drop it. He refuses and this sets off a cycle of running and hiding which ends somewhat dramatically high atop a building in NYC. そして、徐々に予想通りの展開そのものになっていく。もちろんその計画にはデイモン氏の新たなロマンスもなく、失敗するように誘導されてしまう。彼は拒んで、走って逃げたり隠れたりが続いて、最後にはニューヨークシティのビルの屋上で劇的な結末を迎える。

I can't tell you anymore without spoiling the movie. But probably you want to know, Should I see it or not? Well here's my opinion. The movie has many weakpoints. The bad guys are not scary,the sci-fi part of the story isn't fully explained, and the questions which the movie raises, such as do we really control our lives?,are never answered.

映画を楽しむことを台無しにしたくないからこれ以上は言わないでおくよ。でもたぶん観るべきかどうかを知りたいよね?僕個人の意見だけど、この映画には欠点がいくつもあるんだ。悪者たちは全然怖くないし、サイエンスフィクションの部分は説明不足だし、映画が投げかける問題、私たちは本当に人生をコントロールできるのか、ということについては結局わからないままなんだ。

On the other, the movie is very classy. The cast is made up of great actors and actresses who do not disappoint. Matt Damon and E.Blunt are just fun to watch as they act their way through scenes that might be otherwise dull or boring.

一方で、とてもしゃれた映画でもあるんだ。出演者はみな素晴らしい俳優たちだし、彼らの演技は決してがっかりはさせない。マットデイモンとエミリーブラントは、さもなければ間延びして退屈してしまうかもしれないシーンも彼らなりにうまく演じていて、観ていて結構楽しめるんだよ。


Like an old classic this movie features a lot of dialogue, which is well written and delivered. Also like an old classic this movie features a lot of riveting scenery. The Adjustment Bureau agents have the ability to open doors and go to almost anywhere they choose which makes for a fun and interesting tour around NYC. And like an old classic in the end you feel happy, maybe a little confused too, but mostly happy. So if those sound like things you like then this movie is for you.

この映画はクラシック映画のように、よく書かれていて、うまく表現された会話がたくさんあるのも特徴なんだ。そして、わくわくさせるようなシーンもたくさんある。<調整局>の人物たちは、ドアを開けると思い通りの場所へ移動できる力を持っていて、ニューヨークの町をめぐるツアーを楽しめるのもそのひとつだよ。そして、最後にはハッピーな気持ちになれる、もしかしたら少し疑問に思うこともあるとは思うけど、おおむねハッピーになれるのも、クラシック映画みたいなんだ。もし僕の書いたこの映画の特徴のなかに、皆さんの好きなものがあったのなら、ぜひ観てほしいな!

Keith


あの映画のセリフを極めてやる!

もともと4館だけで上映の予定が口コミで噂が広がり、上映館が270館まで拡大し、半年間に及ぶロングランを記録。スター俳優でないR・ジェンキンスがアカデミー賞主演男優賞にノミネートされるという成功を収めた2008年公開の映画。

「人生ってイイものね!」

見終わった後にそんなふうに思え、心に残る作品です。

◆Story of “The Visitor”◆

愛する妻がこの世を去ってから心を閉ざしたまま孤独に生きてきた経済学教授ウォルターはある日、学会出席のためニューヨークへ。別宅のアパートを訪れると、そこには見ず知らずの若いカップル、シリア出身のタレクとセネガル出身の恋人ゼイナブが滞在していた。彼らはこの時はじめて詐欺に遭っていたと知り、警察沙汰などで国外追放になるのを恐れ、素直に去っていく。だが、あてのない2人を見過ごせなかったウォルターはしばらくの間この部屋に泊めることに。その優しさに感激したジャンベ奏者のタレクからジャンベを教えられ友情を育んでいくウォルター。ジャンベをたたく楽しさを知った彼は再び生きる喜びを見出し閉じていた心の扉を開いていく...。


◆One point English from “The Visitor”◆

タレクのクセを冗談にしたウォルターの言葉です。

◎ Don't Worry. I'll keep my pants on. 「大丈夫。ズボンははいたままだから」

“keep ~ on” 「身に着けたまま」という意味です。

ex) keep my shoes on.

「靴をはいたまま」同じように、「目をくっつけたまま」という直訳の “keep an eye on” は、「~から目を離さずにいる」「~をじっと見つめる」という意味です。

◎ Please keep an eye on my son; he is very naughty.

「うちの息子から目を離さないでください。とてもいたずらなので。」目は二つあるのに単数?と思った方! “keep one's eyes on” という表現もあります。

例えば・・・

◎ Keep your eyes on the ball. 「ボールから目を離さない」

これは文字通り、「目で見つめる」です。

一方、“keep an eye on”は、“one's eye” でなく “an eye” であることから分かるように、具体的な誰かの「目」ではなく、抽象的な「見ること」つまり「注意」「関心」です。

いろいろ考えさせられる内容の映画でしたが、公園でジャンベを演奏するシーンでは、思わずテーブルを叩いてしまいました。

国境を越え、年齢差も関係なく心で感じられるところが音楽の良さですね!