8月22日・23日京都では、、、。
京の都の旧街道にある6つ入り口にあるお地蔵さんを巡り、
家内安全、無病息災を祈願する習わしが有ります。
授与された6つのお幡(はた)を家の入口に吊るすと、
疫病退散、福徳招来のご利益があるという。
800年続く伝統行事です。
いいお天気、暑い暑い!!
8:30出発。
鳥羽地蔵・浄禅寺ー西国街道の入口です。
此処から時計回りに廻る事にします。
⑥から反時計回りに廻るのが正しいという方もおられますが、
心優しいお地蔵さんはどこから廻っても大丈夫。
我が家から84番のバスと徒歩で。20分で到着。
別名、恋塚地蔵。袈裟御前の悲しい話と、文覚上人の横恋慕の逸話が
語り継がれています。
桂地蔵(地蔵寺)-丹波・山陰街道
18番市バスで四条大宮ー阪急電車で桂まで―徒歩で地蔵寺。
六地蔵のなかで一番大きいので、大きい=お姉さん=「姉井地蔵」と呼ばれています。
高さ2.65m
境内では地蔵盆やってました。子供達にはこっちが楽しみ。
福引。おやつ。幻燈会。懐かしいなぁ。。。
ここでは夜に六斎念仏が行われます。ユネスコ無形文化遺産に登録されています。
子ども達に受け継がれていきます。練習中でした。
桂から阪急電車ー西院から市バス91番ー常盤・嵯峨高校前まで。そこから徒歩5分。
常盤地蔵(源光寺)ー周山街道
あの義経の母親の常盤御前のお墓が有ります。静かな小さなお寺です。
このお地蔵さん一番小さいことから別名「乙子(おとこ)地蔵」。乙子=末っ子です。
高さ1.4m可愛い。常盤さんに似て綺麗な顔したはります。
暑い!35℃超えてます。
おなか減った!12時過ぎてます。
常盤バス停から93番市バスー府庁前・文化庁前で下車
腹ごしらえ。
ピリ辛、トロトロの 名物すじカレーうどん が美味しいです。ボリューム満点。
「お食事処やま」さん
徒歩で烏丸今出川ー地下鉄烏丸線にて烏丸鞍馬口へそこから徒歩5分
鞍馬口地蔵(上善寺)-若狭街道
境内で露店も出てました。何故かコーヒーのいい香りが
夜8:00からは小山郷六斎念仏が行われます。ユネスコ無形文化財。
地下鉄烏丸線で烏丸御池へ地下鉄東西線に乗り換えて山科へ
三条通りを東へ10分ぶらぶら。縁日の露店でびっしり。
勿論お地蔵さんも。
山科地蔵(徳林庵)-東海道
東海道の守り本尊!
青色の幡を授かります。
さあ、ラスト!
地下鉄山科駅からさらに地下鉄に乗って! 終点六地蔵まで。
この地下鉄が出来て六地蔵めぐりずいぶん楽になったようです。
山科川を渡って徒歩10分。
伏見地蔵(大善寺)ー奈良街道
此処のお地蔵さん綿帽子被ったはります。理由は諸説あるとのこと。
住職に聞いたお話はまた今度。。。
お隣の木像が小野篁さんです。
昼は朝廷の官吏、夜は冥府で閻魔大王の裁判の補佐を務めたという伝説のある、
歌人としても有名な方です。ゆかりのお寺東山の六道珍皇寺に行って見て下さい。
その篁さんが、病の時現れた地蔵菩薩の御心を人々に伝えんと、六体の地蔵尊像を
この地で彫り安置した。これを後の世に後白河上皇の命を受けた平清盛が
京の六つの街道の入口にそれぞれ六角堂を建て安置した。今も人々の信仰を集めている。
これが六地蔵めぐりの始まり。
六地蔵~JR奈良線で京都駅へ快速で10分、帰ってきました。
意外とスルッと巡れます。
暑いので水分補給お忘れなく。
来年いかがですか?
因みにお幡はいつでも買えますが、
お地蔵さんには8月22日と23日にしかお会いできません。
普段は開帳されていませんのでお気を付けください。
ちゃんと6つ揃いましたよ。
疲れました。六地蔵めぐりよりもブログUPに,,,,。