父ががんになりました

父ががんになりました

父ががんを宣告されました。
悪性リンパ腫です。

これからのことを、自分の覚書も兼ねてブログに

初めまして、花蕾です

東京で看護師をやってますが、いざ家族が病気になると、あまり役に立たない。

でも、家族内で医療に一番詳しいだろうと意外に頼りに慣れてしまったりしてます。

頑張って、いろいろ調べたり、勉強したり…

そんなこんなを、自分の為にのらりくらりと記録していこうと思います。

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31日に行うはずだった抗がん剤の投与(ABVD療法1回目の後半)が、白血球・好中球の著しい低下で1日延期になって、

グランだかを打って、なんとか実施

骨髄に癌の浸潤があったらしく、もともとの造血機能が落ちてるけど、進行が早いので治療もしなきゃだし、なんだか八方塞がりな感じ


抗がん剤の投与を終えて、私は東京に戻ってきました

2回目の治療の前に東京に戻れるように、先生も動いてくれてるみたいだし、とちょっと一安心してたら…


採血結果 6/5 → 6/6

WBC  3180   →    1240ビックリマーク

Baso(好塩基球) 1.9 → 2.0

Eosino(好酸球) 5.3 → 20.0

Neut (好中球) 60.7 → ??

RBC  316    →    320

HGB  10.0    →    10.1

HCT  29.5    →    29.1

PLT  8.0     →    7.4 


毎日グランも投与してたのに!!

とりあえず、今までで最低の値かな


さっき父から電話があって、

白血球が下がっている上に好中球の割合が低く、部屋に空気清浄機が入ったらしい

んで、抗生剤を行くって

なんだか、父づてだと良く分からない

やっぱり直接話を聞きたいなぁ


父が『どんどん悪くなる!!』って落ち込んでる

『予想の範囲だよ。そのための入院だから』って慰めたけど、

今まで病院でもっと悪い状態の人も見てきてるのに、

外からじゃ状況も良く分からないし、なんか、ホントは不安

東京に戻ってきました

実家に帰ってる間は、毎日父の病院に付き添っていたので、

治療後は父も疲労感でほとんど眠ってたので、暇は沢山あったのに、なんだか何にもする気になれなくって、毎日ぼーっと過ごしてました

とりあえず落ち着いたので帰宅


父は私の前では元気を装うんですが、どうやら姉の前ではよく泣いてたらしい

母はちょっとしたことでパニックになるし、毎日のようにちょっとした事で泣いてるし

姉はそんな両親を支えたり、何にも出来ない母の代わりに保険などの事務手続きや対外的なことを全部やってへっとへと

そんな中に私が帰って来て、のんきに父を笑わせたりしてたんで、なんだか甚大な期待を寄せられてしまった

だんだんそんな期待が重荷になってた様で、

帰って来て、仕事に行ってちょっと気が抜けて、うっかり職場で泣いちゃったりしました

まあ、1回泣いて結構スッキリ

女にとって泣くって重要だなぁ


ところで

父のこと


帰って医師に話を聞いたら、確かに結構状態悪かった!

姉からの伝え聞きじゃ良く分からなかったけど

結構難しい感じだった


そんな中で1回目の抗がん剤投与

造血機能と肝機能が落ちてるので、通常の半分の量

そのせいか副作用もほとんどなく無事終了

またその辺は次回更新しよう

病理の結果は、ホジキンリンパ腫だったらしい
明日からABVD療法をはじめることになってます

結局、「血球貪食症候群」では無かったようですが、
白血球や血小板の減少は「悪性組織球症」が原因だろうと言われたそうです

「悪性組織球症」
また知らない病名
ネットで軽く調べたけど、全然分からなかった
組織由来の悪性腫瘍かな
どうやら結構な速さで進行し、予後はあまり良くないみたい

明日からの抗がん剤は効くんだろうか

明日、がんと宣告されて以来初めて父と会います

主治医の先生にいろいろお話きけるかな


Android携帯からの投稿
これから、急遽実家に帰ります
明日から父の治療が始まることになったの、その前に帰ることに
明日からのシフトを変えてもらい、仕事終わって、慌てて荷物詰め込んで、空港にダッシュ
それでも直行便はもうないので、途中でバスに乗り換えて、着くのは日付が変わる頃



Android携帯からの投稿

無事に骨髄検査が終了

順調に終わって、父は安心して、またちょっと元気になったらしい

結果が夕方には分かるって話だったけど、結局は明日の朝になるらしい

ちょっと見た感じ、もしかしたら『血球貪食症候群』じゃないかもって言われたらしい

だったら良いな


そういえば、入院して以来、すっかり解熱した父

入院当初から点滴をしてるらしいんだけど

ただの維持液っぽいけど、

もしかして、熱が下がらなかったのって脱水???

父はもともと水分取らないし、食事もあまり食べられてなかったから、水分入って良かったのかも

なんにしても、解熱して食事が美味しくなって、食欲旺盛らしい

食べるのはいいこと


今日久しぶりに、昔一緒の病院で働いてた看護師の友達に電話

彼女もお父さんががんの末期で現在化学療法中

お父さんの様子とか、家族のこととか、自分の気持ちとか、いろいろ話した

もともと、仲良いんだけど、

立場も似てるし、同じ看護師だし、すっごい話しやすくって、

今までいろいろ気遣われる言葉とか、ちょっと素直に受け入れられなかったんだけど

彼女の言葉は違和感がなくって、すっごく楽になりました

同じ立場の人とのコミュニケーションって大事だな~