第11回弁論の報告 | 自転車に家族を殺されるということ

自転車に家族を殺されるということ

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2014年1月28日に判決が出て裁判は終わりましたが、私の交通犯罪遺族活動は続いています。

実は明日、9月17日に第12回目の裁判があります。

それ以前に、前回裁判報告を書けずに今に至ってしまいました。

(横のプロフィール欄には数行さらっと書き足していましたが、

 きちんとした報告は、日々に流されてできずにいました)


次回期日を明日に控えての中ですが、7月の裁判報告をします。

あまりに遅きに失した投稿を、温かく笑って読んでください。


第11回弁論は、7月24日の午前にありました。


母には、幼なじみで、姉妹同然に育った方がいるのですが、

その方に意見書をお願いし、父の様子について、

母の事件の前と後で、どれほどひどく変貌してしまったか、

見たまま、ありのままに書いてもらい、裁判所に提出しました。


加害者側からは、準備書面が出されました。


「医療ミスがあったに違いない」

「入院中にベッドから落ちて、頭を打って死んだに違いない」


加害者からは、そんな噴飯珍説が展開されているわけですが、

それを搬送先病院からペシャンコに論破されていました。

それに対して見苦しい反論をしてきたのが今回になります。


加害者側のこの日の主張を要約すると、こんな感じです。


「病院見解は、医療ミス当事者の言い分だから信憑性がない」

「自転車でぶつけるなんて大したことではないので、一般的な自動車事故事例は当てはまらない」


このブログは加害者側も見ている形跡があるので、

私もぐっと我慢して、言葉は控えなければなりません(笑)


判決後に、あらためて総括する予定ですが、

今は「皆さん、どうぞ笑ってください」と言うのみです。


お金で言われるままデタラメを書く「医師」については、

とやかく触れるつもりはありません。

ただ世の中には、浅ましく醜い人間がいるというだけです。


それよりも、ここで一点だけ触れておきたいのは、

「自転車だから大したことはない」

と平然と言い放つ加害者側の思考回路です。


昨今、これほどまでに自転車問題が取り上げられ、

その安全性と法整備に、警鐘が鳴らされているにも関わらず、

それらを完全無視の、あまりに反社会的な態度だからです。


これは交通安全を願う社会に対する重大な挑戦です。


私は、「不誠実」「反社会的」という意味合いで考えると、

日本の裁判史上に残る逸物を相手にしているようです。


必ず完膚なきまで叩き潰さなければなりません。


いずれにせよ、明日で双方主張が出尽くした形になり、

その次は公開法廷に戻り、証人尋問の流れになります。


私も証言台に立ちます。


当然、加害者も呼び出すつもりです。


皆さんにも傍聴支援をお願いすることになります。


その報告はまた後日させていただきます。



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