町田市男女平等推進会議の第二回 | 仕事と育児と人生を楽しむパパ

町田市男女平等推進会議の第二回

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画像がみにくいと思いますが、こちらは
「第3次町田市男女平等推進計画策定検討委員会 委員名簿」

名簿の一番上に「東浩司」の名前があり、○印がついています。
すぐ下に、江原由美子先生(首都大学東京副学長)のお名前が
◎印。◎委員長、○副委員長です。光栄であります。

他の委員の皆さまも、素晴らしく見識の優れた方ばかりであり、
市当局の担当者の情熱も伝わり、会議に来るのが楽しみです。

2月に行われた第一回ミーティングは全体の進め方の確認と、
町田市の現況等について当局担当者のレクチャーが主でした。
(→第一回会議の議事録はこちら)

本日、第二回からいよいよ個別課題の議論。今回のテーマは、
DVドメスティックバイオレンス

委員の間で、熱心な議論が交わされました。が、その一方で、
男女間で認識のズレやギャップが大きいことも認識できました。

市民への啓発活動の前に、委員への啓発が必要と分かり、
急きょ、江原先生によるミニレクチャーも(勉強になりました)。

意識の高い委員が集まりながらも、関心領域はそれぞれ違い、
また、男女平等推進のテーマは幅広くあるため、今回の委員会も
誰を対象に、どこまでプランニングし、目標をどこに置くのか、
容易には決めることができず、非常に悩ましい。

とくにDVはプライバシーに関わる非常にデリケートな問題であり、
その実態について知らされていません。

又、被害に遭われた方(多くは女性)の受けた身体及び心の傷は
あまりに大きくて、癒えるのが難しく、想像するだに痛ましいです。
良いプランができれば全て問題解決するわけではありません。

DVについて議論して改めて思ったこと。それは、このテーマは、
男性にとって積極的には向き合いづらい、ということ。

ただ、 「セクハラ」の場合は、企業の研修などでも繰り返し行われ、
「べからず集」も行きわたり、いまは共通認識になりました。

DVは、ドメスティックの名の通り、内側にこもって表に出てこない
傾向がありますが、まずは「事実を知らしめる」ところからスタート
する必要あり。もちろん、救済を求めている方のケアは最優先で。

会議の話しに戻すと、江原委員長の絶妙な進行がなされながらも、
語るべき話題があまりに多く、意見百出で収束させるのが難しい。
⇒市のHPで議事録がアップされたら又ご報告しますね

ただ、こうしたテーマについて単なるお勉強でなく、具体的なエリアで、
具体的な解決を探り、意見しておしまいではなくウォッチしづけることが
意味あることなのだな、と改めて感じます。  

次回はワークライフバランスになる予定で、ぼくの専門分野です。
企業がワークライフバランスを進めるメリットとは何なのか、
いろいろ考え、他の方の意見を伺いながら方向性を探っています。

しっかり準備して臨みますが、他の委員の皆さん非常に研究熱心で、
置いていかれないように、気合を入れていかねば。