産後うつ | 仕事と育児と人生を楽しむパパ

産後うつ

昨日、いたましいニュースが報道されました。

◆日テレ山本アナ「産後うつだった」と兄


ちょうど、昨日は、企業研修でメンタルヘルスの講演を

していました。シンクロで、このニュースを知りました。



うつは、一般的には「暗い」「重い」という印象があります。

なるべくなら他人事にしておきたい話題に捉えられています。


でも、うつ病は、いまや普通にかかりうる病気です。


元首相(安さん)、元横綱(朝さん)、コメディアン(岡さん)も

疑われました。心の弱い人がうつ病になるのではなく、


偉い人も、強い人も、おもろい人も、うつにかかりえます



とくに、産後うつは、

最大30%の母親が経験するといわれるほど、

身近な病気です。


父親になる男性も1割が産後うつになる 、といった話もあるほど。




ぼくが所属するNPOファザーリング・ジャパンの会員同志でも、

大いに話題が沸騰している最中です。


FJは、「笑っている父親になろう!」という旗を掲げています。


でも、安易なポジティブシンキングを語っておしまいではなく、

「産後うつ」のほか、「幼児虐待」などが象徴するような


育児にまつわる負の局面にこそしっかり向き合う

のが、ぼくらのFJの仲間たちです。


パートナーを産後うつにさせないために、自身がならないために、

男性は働き方を変えていかなければならない。



ちょうどたまたま、今朝の電車で読んでいたのが、

東レ経営研究所の佐々木常夫さんのインタビューでした。

うつの妻や家族を守るために、本気で仕事する佐々木さんの姿が、

何よりも伝わってきました。



妻を産後うつにさせてしまった、あるいは、予備軍にしている

男性は多いと思います。それぞれの事情があると思いますが、


貴男は、本気で生きているのかい?
・・そう、自分自身に問いかけました