第21話「××の時間」
第21話あらすじ
ウイルスに犯されるクラスメイトを助けるために乗り込んだ生徒たちは
間もなく今回の首謀者と思われる人物の元へたどり着こうとしていた。
しかし、あと少しというところで最後の殺し屋・ガストロ(CV:子安武人)が立ち塞がる。
本物の銃を持つガストロを相手にするには生徒たちも同じ条件で戦うしかない。
見張りから手に入れた銃を持つ速水凛香(CV:河原木志穂)と千葉龍之介(CV:間島淳司)を軸に
殺せんせー(CV:福山潤)の教えと協力を得て、ガストロを倒したE組の生徒たちは
ついに首謀者のもとへたどり着く。
ネタバレ含みます。
本物の銃を持つガストロ相手にどう戦うのかな??
と、思っていたら、まさかの隠れている場所をシャッフル!!
しかも、指示を出している殺せんせーはガストロの目の前という。
そもそも殺せんせーならガストロの攻撃を避けるくらい造作もないでしょうが、
完全防御形態中なので、あの距離でも余裕で銃弾を防げちゃいます。
最初のうちは生徒たちの名前を呼んで指示を出していましたが、
何度も名前を呼んでいたら、ガストロに名前と居場所を知られちゃいますからね。
出席番号とか特徴とか相手に誰がどこにいるのか悟られないように工夫していました。
でも、何より凄かったのはその時の早口だと思います。
アニメ作品内での早口で印象的なのは『機動戦士ガンダムSEED』の第1話のキラのセリフとか
『ジャングルはいつもハレのちグゥ』のハレのセリフとかですけど、
殺せんせーの早口もなかなか。
しかも内容が寺坂竜馬(CV:木村昴)がメイド喫茶にハマりつつあるって。
公開処刑か!?
千葉の位置を悟られないようにみんな本物の銃を相手に頑張ったよ!!
それだけに速水と千葉のプレッシャーは増すばかりだけどね。
殺せんせーの暗殺もあと一歩のところで失敗しちゃったし、
あの時とは違って、今回は本物の銃だから誤って人を殺しちゃう可能性だってあるし、
失敗して居場所が知られれば全員が危険な目に遭う可能性も…
こういう大事な場面で、射撃の腕があるからって理由で頼まれたら絶対怯む。
実際、速水も千葉も寸前までは不安に感じていた部分があったと思う。
そこをなんとかしてくれるのが殺せんせーだよね。
最終的には本人たちの心の持ちようだけど、そのきっかけを作ってくれるのがいつも殺せんせー。
二人ともあまり感情を表に出すタイプではないから、
そのことでいろいろ苦労したり、辛い思いもいっぱいしてきたと思う。
きっと、誤解だってたくさん生んだだろうな…
でも、E組のみんなは感情が表に出なくても二人を心から信用して、
大事な場面をもう一度任せてくれている。
今度はちゃんとみんなの期待に応えられて良かったね。
二人とも一歩を踏み出せたよ!!
というか、前髪が長くて分からなかったけど、千葉くんイケメンやんけ
前髪切りたまえよ!!
あと、囮として人形が使われましたが、その人形をガストロとの戦闘中に作ってたのか…
菅谷創介(CV:宮下栄治)の腕の見せ所ではあるけど、よくあの状況下で…凄過ぎる!!
材料とかどうしたんだろうか??
ガストロを倒し、ついにやってきた首謀者のもとへ。
その正体はかつてE組の体育教師としてやってきた鷹岡明(CV:三宅健太)でした。
サブタイトルの"××"は鷹岡の名前を隠すためのものだったのですね。
ということで、今回の話の本当のサブタイトルは「鷹岡の時間」でした。
本当は茅野カエデ(CV:洲崎綾)と一緒に対殺せんせー用のBB弾を敷き詰めたバスタブに
入れて、セメントで固めて閉じ込めるつもりだったみたいだけど、何事も予定通りにいく方が珍しい。
少なからず自分の言うとおりに動かない可能性は考えていたのでしょうね。
潮田渚(CV:渕上舞)については以前、恥をかかされた仕返しをしようってことだったみたい。
そのため、渚にはウイルスを飲ませていないとか。
でも、鷹岡が負けたのは決して渚が卑怯なことをしたからではありません。
自分が中学生に負けたことを認められず、自分の都合のいいように捉えて
自分が本気を出せば渚に負けるはずがないんだってことを言い聞かせているにすぎない。
渚に再戦を挑むのもそれを事実にするためでもあるのでしょうね。
今度こそ油断なんてしない、渚に負けるはずがない、自分は優秀な指導者だ
それを証明して、自分が出来る人間だって優越感に浸るためだけに。
そんなことのためだけに生徒たちを危険に晒して何が父親だって感じですけどね。
元々ワクチンも渡すつもりはなかったみたいだし、渚に絶望を味わわせるために爆破までして。
結局、自分に逆らうことができず、言うとおりになった教え子を痛めつけて楽しんでるだけなんだ。
指導者としてここまで最低な人間がいるであろうか。
鷹岡はまさにその例となる人物だと思います。
そして、その悪役らしさを見事に出し切ってくれている三宅さんの演技力よ…
ここまで悪役が似合う人も珍しいというか、凄いよね。
鷹岡の思惑通り、渚の表情は絶望を表していました。
待っている仲間たちのこともそうですけど、ここにきてウイルスを発症した寺坂のことを思うと
そうならざるを得なかったのかも。
特別に調合されたウイルスに対するワクチンならそう簡単に作ることはできない。
タイムリミットも迫っているし、鷹岡を止められなかったせいでみんなが犠牲にって思ったら…
温厚な渚くんがついにキレちゃったよ…
怒りに身を任せて、人を本当に殺しちゃうことだってある。
人殺しはしちゃいけないっていう殺せんせーの教えを渚は守ることができるのでしょうか??
ついに次回で『暗殺教室』も最終回です。
2期の制作は決まっていますが、一体いつ放送になることやら。
ラスボス鷹岡をもう一度倒すことはできるのか!?
早く次の話が見たい!!
次回「渚の時間」
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