しばらくの間、介護に関する記事を
意識的に休止をしています。
ちょっと思うところあり、
等身大の自分が何を感じ何を考え、
何を大切にしているのか・・・ということと
向き合っていきたいからです。
とはいっても、
日常的なつぶやきみたいな内容ばかりなんですけどね。
というわけで、本題です。
詳細は、マスコミなどで既に報道をされているので
詳細は省きますが、
不正受給とは、まったくおだやかならぬ表現ですよね。
まずこの場合、何をもってして『不正受給』となっているのでしょうか。
恐らく、
『息子が有名な芸人になって、扶養するに十分な収入があるにもかかわらず、
その母親は、生活保護を受給し続けていた』・・・というところにあるのでしょう。
だから、『不正受給』である。
そういう結論のようです。
私はこの件に関して、全ての情報を得てはいないのだろうと思いますが、
既にインターネットなどで様々な意見で議論がされていますね。
実際、生活保護として支給される額は、
自治体により若干の差はあるようですが、
私が知る範囲では、
家賃や光熱費、通信費や食費などその他諸々の生活費だけで
ほとんど消えてしまう額である
ということで、確かな情報であると思います。
つまり文字通り、『生活するために必要最低限の金額』なんです。
さらに、生活保護の受給者は、生活上の制限があるのも
よく知られるところです。
例えば、生命保険や預金など、個人の財産といわれるものは、
基本的に放棄をしないといけないことになっています。
当然、自家用車や不動産を持つことはできず、
受給前にこれらを所持していた場合は、
解約または売却をしないといけない、ということです。
つまり生活保護の生活になったら
『ぜいたくはまったくできない、最低限の生活』ということになるんです。
もしも、生活保護世帯であるにも関わらず、
どう見ても『最小限の生活』に見えない生活をしているのであれば、
不正受給かも?と疑われてしまうでしょう。
極端な話、生活保護受給世帯なのに、
高級外車を持ってる、とか。
・・・まあ、そういうことは普通まずありえないでしょうが、
いつも高級ブランド品を身に着けているとか、
しょっちゅう海外旅行に言ってるとか。
いかにも『贅沢』と思える生活ぶりが目立てば、
当然、不正受給が疑われるべきだろうと思います。
・・・
今回の河本氏の母親の場合は、
『息子があんな有名人なのに・・・』
という点でしょう。
生活保護では、必要最低限の生活が保障されるだけで、
ぜいたくな生活はできないのだけれど、
納税の義務はないし、
何よりも、(諸事情はあれ)働かないで、税金で生活をしている!
実際、生活保護受給者は昨年、
過去最高になっている現状がありますし、
保護費が税金から支払われていることを考えたら
不正受給は『ゆゆしき事体』であることに間違いはありません。
しかしながら、税金でまかなわれているのは
生活保護費だけではありません。
一歩間違うと、今回の件は、
『病気などで、働きたくても働くことができない状況において
最低限の生活保障で頑張ってる人たち』が
世間から、不要な批判や攻撃や、差別的な扱いを受ける可能性があることを
私は懸念します。
河本氏の母親は、病気のため働けず、
また息子の河本氏も、まだ当時は売れない芸人だったため、
生活保護が必要と判断されていたことに間違いはないのです。
しかし、今や息子は、有名な売れっ子の芸人になってしまった。
ただ、それだけなんですね。
世間的に見れば、どうしても、
『あれだけ有名になったなら、母親を扶養できるはずなのに!』
という見方になってしまう。
こうした風潮については、賛否両論ありますが、
ただいえることは、
『諸事情で、生活保護をやむなく受け、
最低限の生活の中で頑張ってやっている人たち』が
過度な非難を受け、肩身の狭い思いをするようなことがあってはならない。
今回、河本氏が謝罪会見をしたのは、
こうしたことを懸念する思いがあったのではないかと。
そう、思いますね。
・・・
子どもに親の扶養義務はありませんが、
実際、生活保護の受給申請にあたり、
親族の収入なども審査の対象になるようです。
これは、生活保護というのは、個人に対してでなく、
世帯に対して支給される、という性質があるためでしょう。
ただ、河本氏は母親と同世帯ではないんですよね、、、。
これに関しては、今回の件に絡めると長くなりそうだし
うまくまとめられないので、
またの機会、気が向いたら書きます。
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