息子には父親がいないのですが、ありがたいことに遊んでくれるお兄ちゃんが何人かいます。中でもとっても大好きなお兄ちゃんの一人をパパ代わりに男あそびを楽しんでいるみたいです。
そんなパパ代わりのお兄ちゃんですが、
日本にとどまることはなく、旅人のような人です。
いつか息子も、そのお兄ちゃんと一緒に世界中を旅したいと言っています。
だけど、やはりまだ幼い子供には心の整理がつかないのか、
ふいに「お兄ちゃんまたどっか行っちゃうのかなぁ。」ともらすこともあるのです。
「寒くなったら、日本じゃないところに旅立っちゃうかもね」
と話すと、「僕も一緒に行けたらいいのにな」と寂しい様子。
私もうまく説明ができないので、
そんな時はいつもどおり絵本にまるなげします。
「だいすきとうさん」
この絵本の主人公のぼくのお父さんは、旅人。
すぐにいなくなるとうさんを、僕がさみしく見送る場面は
息子そのもの。
主人公の僕もこうやって寂しい時間を過ごすしているのは、
お父さんが大好きだから。
おんなじだね、って言葉をかけたり、
必ず帰ってくるんだよね。
って安心させたり。
息子にはなくてはならない絵本なのです。
お父さんが旅人って人は少ないでしょうけど、
パパのお仕事が載っている絵本の読み聞かせっていいですよね。
パパが消防士さんだったら、いったい何冊の読み聞かせ絵本が読めるんでしょうね!
いいなぁ~!