23-2010 以下の自己免疫性水疱症のうち1M食塩水剥離皮膚を用いた蛍光抗体間接法において、陽 | 皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!

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問題23-2010
以下の自己免疫性水疱症のうち1M食塩水剥離皮膚を用いた蛍光抗体間接法において、陽性蛍光部位が真皮側に存在するものはどれか。2つ選べ。
1.水疱性類天疱症
2.妊娠性疱疹
3.後天性表皮水疱症
4.抗ラミニンYl(抗p200)類天疱症
5.ジューリング疱疹状皮膚炎



以下の自己免疫性水疱症のうち1M 食塩水剥離皮膚を用いた蛍光抗体間接法において、陽性蛍光部位が真皮側に存在するものはどれか。2 つ選べ。
1.水疱性類天疱瘡
2.妊娠性疱疹
3.後天性表皮水疱症 ○
4.抗ラミニンγ1(抗p200)類天疱瘡 ○
5.ジューリング疱疹状皮膚炎

(11)水疱症
行動目標
1)水疱症の分類・概念について熟知する.
2)天疱瘡および類天疱瘡の分類,臨床,病理変化,免疫所見を熟知する.また,最近明らかになった抗原物質の性状・表皮の接着機構における役割を知り,水疱形成における関与を考察する.
3)血漿交換療法,テトラサイクリン・ニコチン酸アミド併用療法などの新しい治療法の適応,作用と副作用を熟知する.
4)蛍光抗体直接法および間接法,split skin による間接法,ELISA による抗デスモグレイン抗体検査の意義を理解し,治療を実施する.
5)妊娠性疱疹,瘢痕性類天疱瘡,後天性表皮水疱症,疱疹状皮膚炎,線状IgA 皮膚症などの比較的稀な自己免疫性水疱症の分類,臨床,病理変化,免疫所見を熟知する.
6)先天性表皮水疱症の分類,臨床,病理変化,その原因遺伝子の異常を熟知し,遺伝相談・治療を理解する.