72歳、女性.3年前より外陰部に軽度の痒みを伴う紅斑が生じ,次第に色素脱失も伴うようになった。
近医で処方された抗真菌外用薬を塗布していたが軽快せず来院(図18-1).直ちに生検を行なったところ図18-2に示す所見が得られた.
1)診断名を記せ.
2)本症に特徴的な真皮上層の組織所見を何というか.
![皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!-図18-2003-81](https://stat.ameba.jp/user_images/20100603/21/azki3/b4/8a/j/t02200283_0460059210573260731.jpg?caw=800)
![皮膚科専門医試験勉強されている方、皮膚病、皮膚に関心のある方のためのブログ!!!-図18b-2003-81](https://stat.ameba.jp/user_images/20100603/21/azki3/68/df/j/t02200151_0649044510573261191.jpg?caw=800)
72歳、女性.3年前より外陰部に軽度の痒みを伴う紅斑が生じ,次第に色素脱失も伴うようになった。
近医で処方された抗真菌外用薬を塗布していたが軽快せず来院(図18-1).直ちに生検を行なったところ図18-2に示す所見が得られた.
1)診断名を記せ.
硬化性萎縮性苔癬
2)本症に特徴的な真皮上層の組織所見を何というか.
透明帯
(真皮上層の
著明な浮腫と
膠原線維の均質化)
or荒廃帯
???
- 外陰部皮膚疾患アトラス/日本医学出版
- ¥14,904
- Amazon.co.jp
- アトラスでみる外陰部疾患プライベートパーツの診かた/学研メディカル秀潤社
- ¥19,440
- Amazon.co.jp
楽天5倍ポイント